ASEAN主要5ヶ国化粧品市場に関する調査 2014 

2014年06月05日
矢野経済研究所は、ASEAN主要5ヶ国(インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア)の化粧品市場の調査を実施した。
本調査におけるASEAN主要5ヶ国はインドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアであり、対象となる化粧品はスキンケア化粧品(化粧水、乳液、モイスチャークリーム等)、メイクアップ化粧品(ファンデーション、口紅、アイブロウ等)、ヘアケア化粧品(シャンプー、リンス、スタイリング剤等)、フレグランス化粧品(オーデコロン、香水等)を対象とし、市場規模は各国の小売金額ベースの市場規模を円換算にて算出した。

【調査結果サマリー】

◆ 2013年のASEAN主要5ヶ国の化粧品市場規模は前年比110.0%の9,433億円、毎年二桁成長
2013年のASEAN主要5ヶ国の化粧品市場規模は、小売金額ベースで前年比110.0%の9,433億円であった。経済成長による個人消費の拡大や人口増加などの要因により、ここ5年間は毎年二桁近い伸びで成長を続けている。

◆ 今後もASEAN主要5ヶ国の化粧品市場規模は拡大基調を予測
今後も経済成長による国民の所得増加で中間所得者層や富裕層が増加することにより、市場は拡大基調で推移すると予測する。インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイの4ヶ国では中間所得層が、マレーシアでは富裕層が消費の中心になると考える。


【調査概要】
調査期間:2014年1月~5月
調査対象:化粧品メーカー、小売店、業界団体等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、店頭調査、ならびに文献調査併用

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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