国内靴・履物小売市場に関する調査 2013 

2014年05月30日
矢野経済研究所は、国内の靴・履物小売市場の調査を実施した。
本調査における靴・履物とは,貿易統計及び工業統計における「革靴」、「ゴム靴」、「ケミカルシューズ」、「サンダル」等、靴・履物に分類される分野の製品を対象とする。

【調査結果サマリー】

◆2013年度の国内靴・履物小売市場は、前年度比102.3%の1兆3,850億円の見込み
2012年度の国内靴・履物の市場規模は、小売金額ベースで前年度比102.4%の1兆3,540億円とプラスに転じた。個人消費の低迷を脱した後、履き心地の良い靴やインポートブランド(シューズ)に対する人気が高く、購入単価が上がっており、市場は2013年度も復調が続いている。2013年度の同小売市場規模は前年度比102.3%の1兆3,850億円の見込みである。

◆2013年度のアイテム別小売市場では、スポーツシューズが前年度比104.8%の見込み
アイテム別に2013年度の靴・履物小売市場をみると、スポーツシューズが前年度比104.8%の5,500億円と引き続き好調な見込みである。スポーツシューズでは、メーカー各社がスポーツを核としたライフスタイル提案を強化しており、直営店を都市部に出店する動きや、直営店舗でライフスタイル提案に適した商品の割合を増やす動きがみられる。一方で、紳士靴は前年度比101.8%、婦人靴は前年度比101.6%と微増傾向にあり、ベビー・子供靴は前年度比98.9%と微減の見込みである。


【調査概要】
・調査期間:2014年1月~2014年3月
・調査対象:靴・履物、及び、靴資材など靴業界に携わるメーカー、卸、小売業、ならびに、周辺関連業者、輸出入業者
・調査方法:当社専門研究員による直接面談、郵送アンケート、及び官公庁及び業界団体等の各種統計データによる文献調査を併用

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
 マイページ TOP