消費動向に関する調査 

2014年06月02日
クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する20歳~69歳の男女を対象に、「消費動向に関する調査」を実施。

【調査背景・目的】

2014年4月1日、1997年以来17年ぶりに消費税増税が実施されました。増税前に商品の駆け込み購入を行ったり、増税後に節約意向の高まりや買い控えの検討などが見られ、生活者の購買心理がとても大きく揺れ動いた数ヶ月となりました。増税から約2ヶ月が経ち、これまで買っていた物の金額が8%の消費税で記載されていることに慣れ始めてきている人も多いかと思いますが、その中で生活者はどのようなことに対して消費をし、増税後の暮らしに対してどう感じているのか。本調査にて、全国1,200人の生活実態や消費動向の推移、増税後の消費行動、意識の変化について明らかにしました。 

【調査結果】

・生活実態(※生活実態DI)の推移として、労働時間が減少し、在宅時間や趣味に費やす時間が増加している。また、「ジム・トレーニング施設の利用頻度」や「趣味・習い事の月謝・利用金額」も増加していることから、自分の自由な時間に対して時間や金額を掛けていると考えられる。

・駆け込み購入した商品・サービス内容では、増税前の2014年2月の調査では7位であった「食料品」が2位、ランキング圏外であった「嗜好品」が3位と大幅にランクアップしている。日持ちのしない食料品を増税直前に多く購入したり、家庭財ではない嗜好品を増税前に購入をしていたりなどの傾向が見られる。

・駆け込みで商品やサービスを購入したことに対する納得/後悔に関しては、「納得している」と回答した人が約半数、「どちらともいえない、わからない」と回答した人が約半数となっており、明確に「後悔している」と答えた人はかなり少ない結果に。「後悔している」人の理由は「4月のセールの方が安かった」「まとめ買いの意味がそんなになかった」などお得感をあまり得られなかったといった意見が目立った。

※『生活実態DI』
生活実態について、「増えた」の回答比率―「減った」の回答比率


【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティングアンケートモニター使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2014年5月9日(金)~5月11日(日)
有効回答数:1,200サンプル

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[クロス・マーケティング]
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