三菱総合研究所は、プラチナ社会研究会を設置し、産官学の連携のもと課題解決型の次世代モデル「プラチナ社会」の実現に取り組んでいます。
本研究会の「女性のライフスタイルから考えるプラチナワークスタイル分科会」では、「女性の働き方に関するアンケート」を実施し、働く女性の仕事や働き方、キャリア、ライフスタイル等に関する実態や意向を把握しました。

【調査結果】

(1)仕事も生活もあきらめない、両方を大切にするライフスタイルが理想。20歳代、民間正社員と公務員、管理職で顕著。

(2)仕事上の課題・制約はライフステージにより異なる。他の年代と比較して20歳代は「趣味・レジャーの充実」と「仕事に関するスキルや意識等の不足」、30歳代・40歳代は「育児」と「家事」、50歳代は「介護」と「家事」が多い。

(3)約6割が「プラチナワークスタイル」に賛同。20歳代・30歳代、民間正社員で高い支持率。

(4)約4割がテレワークを活用。会社からテレワーク用の指定を受けたパソコン等で仕事をすることを希望。

(5)日本再興戦略「女性の活躍」の施策については、すべての施策について重要とする割合が高い。なかでも「放課後児童クラブ等の充実」「女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対する支援」「待機児童の解消」「女性の就労や働き方に中立的な税制・社会保障制度の検討」などを重視。

(6)自分が仕事をしていく上で重視する施策を年代間で比較すると、出産後の就労や働き方に関する施策は20歳代が、保育等に関する施策は30歳代がより重視。子どもがいる層では「放課後児童クラブ等の充実」、非正規等では「女性の就労や働き方に中立的な税制・社会保障制度の検討」を重視。


【調査概要】
調査対象と回収状況:20歳~59歳の全国の働く女性2,061名
調査方法:インターネット調査
調査期間:2013年12月3日~24日

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[三菱総合研究所]
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