働く女性の「ストレスと健康」に関する意識調査 

2012年08月01日
ナガセ ビューティケァは、全国の20歳代~50歳代の働く女性を対象とした‘働く女性の「ストレスと健康」に関する意識調査’と題したアンケート調査を実施。(調査期間:2012年6月22日~24日、有効回答数500人)

【調査トピックス】

■日常的に「体の疲労」を感じている働く女性は9割以上!
 体の疲労の主な原因は、「睡眠不足」「日常的なストレス」「仕事が忙しい」「運動不足」。

■「心のストレスを感じる」女性は8割。体と心のストレスを共に抱えるのは20代が最多。

■「これもやっといて」「頑張りが足りない」等、ドッと疲れるのは人からの過剰な期待。

■太るけど食べたい…。つい摂りすぎてしまうのは「砂糖」「塩分」そして「脂肪分」。

■働く女性の25%以上が「飲まない」。飲酒頻度が週1回未満は、約6割近くに。
 習慣的に飲酒するのは40~50代で、毎日飲む頻度は20代の4倍も。

■体の健康に大きく影響する肝臓。肝臓の働きを「なんとなく知っている」5割。
 肝機能を気にしている女性は、わずか7%。

■肝臓のイメージは、“アルコール”関連が最多。お酒を飲まない女性が“肝機能”を気にしているのは、飲む女性に比べてわずか1/4!

【働く女性の「ストレスと健康」に関する意識調査の総括】

■日常的に「体の疲労」を感じている働く女性は9割以上!
 体の疲労の主な原因は、「睡眠不足」「日常的なストレス」「仕事が忙しい」「運動不足」。

「日常において体の疲労を感じることはありますか?」と質問したところ、9割以上もの働く女性が「体の疲労を感じる」と回答しました(「とてもある」40.0%、「ときどきある」52.8%)。「体の疲労を感じるのは、どのような理由からだと思いますか?」と質問したところ、第1位は「睡眠不足」(60.6%)、次いで「日常的なストレス」(47.4%)、「仕事が忙しい」(46.3%)、「運動不足」(43.3%)と続きました。
日常の忙しさに追われ、十分な睡眠や運動の時間を取ることが難しい女性が多いことがわかりました。

■疲れたときは「たくさん寝る」。ゆっくり休養し、自分自身で体を労わる回答目立つ。

「体の疲労を感じたときに工夫していることを教えてください」と質問したところ、圧倒的に「睡眠をよくとる・早く寝る」(144人)という回答が多く、体の疲労の理由で最も多かった「睡眠不足」と結びつく結果となりました。次いで「お風呂」(63人)、「サプリ・栄養ドリンクを飲む」(50人)、「マッサージをする」(44人)、「ストレッチ・ヨガをする」(39人)と続き、自分自身で手軽に体を労わる工夫をしている回答が多く目立ちました。

■身も心も疲れた・・8割近くの女性が「心にストレスを感じる」と回答。
 体の疲労と心のストレスを共に抱えるのは20代が最多。

「日常において心のストレスを感じますか?」と質問したところ、8割近くの働く女性が、「心にストレスを感じる」と答えました。(「よく感じる」30.2%、「ときどき感じる」49.0%)「体の疲労を感じますか?」の結果と照らし合わせると、体の疲労がとてもありながら、心のストレスも感じていると答えたのは20代が最多で、9割以上にのぼりました。

■「これもやっといて」「頑張りが足りない」等、ドッと疲れるのは人からの過剰な期待。

働く女性に「ドッと疲れを感じた」シーンを聞いてみると、「誰」からの回答には、「上司・先輩」「同僚・後輩」と、仕事関係が上位を占め、次いで「親」「夫」「子供」と、身近な家族と続きました。内容は、仕事関係では、過度な依頼や期待など、さらに忙しさをあおる言葉が最も多くありました。身近な家族では、親からの結婚や将来を問われること、夫からの子育てに関することが多く目立ちました。

■働く女性のストレス解消法はやっぱり、リラックス・おしゃべり・食べること!
 年代別では若い女性ほど「おこもり」。30代では、「スイーツ」よりも「お酒」!

「心のストレスを解消し、“スッキリ”前向きな気持ちになるためにしていること」を質問したところ、「家でゆっくり過ごす」(59.3%)が最も多く、次いで「友人などとおしゃべりをする(電話・メール含む)」(48.2%)、「好きな物を食べる」(42.2%)が多い回答となりました。
年代別で比較してみると、「家でゆっくり過ごす」と回答したのは30代が最も多く、年代があがるにつれて低くなるという結果となりました。
また、全体では「お酒を飲む」と答えたのは約1/4でしたが、特に30代では3割以上(33.3%)にのぼり、「スイーツを食べる」(27.3%)を上回る結果となりました。

■働く女性の大敵は「肩こり」!どの年代でも上位の結果に。
 20代では“にきび・ふきでもの”“髪のぱさつき、うねり”など若さゆえの回答目立つ。

「ご自身の美容や健康に関することで気になっていることはありますか?」と質問したところ、最も回答が多いのは「肩こり」(54.8%)で、次いで「肌のくすみ、シミ、シワ」(45.8%)、「ボディラインのくずれ」(44.6%)、「痩せにくい」(44.2%)、「疲れやすい」(41.2%)、「太りやすい」(41.2%)が僅差で続きました。
年代別で比較すると、どの年代でも「肩こり」が上位にあがりました。20代では「にきび・ふきでもの・しっしん」の回答が最も多く、「髪のぱさつき、うねり」もほかの年代に比べ高い結果となりました。

■太るけど食べたい・・・節制したいけどつい摂りすぎてしまうのは、「砂糖・甘味料」「塩分」「脂肪分」。20代が全世代で最多の結果に。

「摂りすぎると体に良くないと認識しながら日常で体内に摂りすぎていると思うものはありますか?」と質問したところ、第1位は「砂糖・甘味料」(43.6%)、次いで「塩分」(37.0%)、「脂肪分」(34.2%)が続きました。一般的に「太る」要因をつくるものに対して摂取に気をつけている傾向があることいえそうです。
また、20代の半数以上が「砂糖・甘味料」と回答し、次いで半数近くが「塩分」、4割が「脂肪分」と続き、どの年代よりも多い結果となりました。

■“ストレス”“人間関係”・・スッキリしたいものはたくさん。でも今一番捨て去りたいのは、“脂肪”!

「今一番捨て去りたいもの(デトックスしたいもの)は何ですか?」と聞いたところ、4割以上が「脂肪・ぜい肉」と答え、他の回答を大きく引き離して1位となりました。
次いで、「ストレス」(33人)、「人間関係」(25人)、「自分・自分の性格・コンプレックス」(23人)と続き、精神的な面での回答も多くみられました。

■働く女性の25%以上が「飲まない」。飲酒頻度が週1回未満は、約6割近くに。
 習慣的に飲酒するのは40~50代で、毎日飲む頻度は20代の4倍も。

「あなたはお酒を飲みますか?」と質問したところ、「飲まない」(25.8%)が最も多く、全体の1/4以上を占めました。週1回未満の割合で飲むと答えたのは全体の6割近くにのぼり、高い頻度と低い頻度で飲酒する女性が二分することがわかりました。20代では「毎日飲む」「ほぼ毎日飲む」の回答が、50代に比べると約1/4という結果になりました。

■働く女性にとってお酒は、大事な人たちとのコミュニケーションやストレス解消のツール。
 年代が上がるにつれて、習慣的に飲酒をする傾向が。

「どのような理由でお酒を飲みますか?」と質問したところ、「お酒が好きだから」(49.4%)、「友人とのコミュニケーションツールとして」(39.2%)、「ストレス解消」(38.5%)という回答が上位にあがりました。
40代と50代では、20代、30代と比べると「家族とのコミュニケーションツールとして」の回答が高く、友人とではなく自宅で家族とともにお酒を楽しむことが多くなることがわかりました。

■お酒を飲むときは、 “自分のペースで飲んで食べて、楽しく”!
 20代では「休日前だけ飲む」回答目立ち、節制傾向が。

「お酒を飲むときに気をつけていることはありますか?」と質問したところ、半数以上の女性が「自分のペースで飲むように気をつけている」(55.4%)と回答し、次いで「食事やおつまみをとりながらお酒を飲むようにしている」(44.6%)、「楽しい気分で飲むようにしている」(37.6%)が続きました。年代別で比較すると、20代で7割以上が「自分のペースで飲むように気をつけている」、2割以上が「休日前だけ飲むようにしている」と回答し、他の年代に比べ最も高い数値となりました。        

■「お酒を飲まない」女性が“肝機能”を気にしているのは、「よく飲む」女性に比べてわずか1/4!

お酒を飲む頻度別で、ご自身の体について健康診断の項目における肝機能(GOT、GPT、y-GTP)を気にしているかどうかを調べたところ、「毎日飲む、ほぼ毎日飲む」グループで回答が最も高く、お酒を飲む女性は、飲まない女性に比べ肝臓の健康を意識している割合が高いことがわかりました。

■体の健康に大きく影響する肝臓。肝臓の働きを「なんとなく知っている」5割。
 よく飲む女性ほど、肝臓について「よく知っている」結果に。
 肝機能を気にしている女性は、わずか7%。

「肝臓の働きについて知っていましたか?」と質問したところ、約2割が「よく知っている」(18.4%)と答え、5割以上が「なんとなく知っている(52.0%)」と回答しました。
お酒を飲む頻度別で比較をすると、お酒を飲む頻度と比例して「よく知っている」「なんとなく知っている」回答が増加することがわかりました。お酒の量が増えるにつれ、肝臓を意識している女性が多いことが浮き彫りになりました。

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