洗顔事情に関する調査(20代~40代の女性対象) 

2014年05月19日
生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研は、20代~40代の女性500名を対象に洗顔事情に関する調査を実施。洗顔頻度や洗顔タイミング、洗顔の際に意識しているポイントなどを通して女性たちの洗顔の実態を探りました。

【調査結果】

■洗顔するタイミングは「入浴中」が80% 洗顔料選び重視するのは1位「肌質に合う」、2位「低刺激」、3位「使い心地が良い」

まず、女性たちの洗顔頻度を調べました。その結果、最も多かったのは、「1日に2回」(72%)という人。なかには、1日に5回以上も洗顔をするという人もおり、多くの女性は1日に複数回、洗顔を行っていることが分かりました。

それでは、女性たちはいつ顔を洗っているのでしょうか。「洗顔をするタイミング」について聞くと、最も多かったのが、「入浴中」(80%)という回答。次点以降の「起きてすぐ」(44%)、「朝食後」(26%)といった回答を大きく上回り、やはり、入浴時に洗顔をしないという人はごく少数派のようです。

その洗顔の時に気になるのが、洗顔料。今回の調査でも、洗顔料を使わない人はわずか1%にとどまります。そこで、洗顔料の選び方を聞いたところ、「自分の肌質に合うもの」(58%)、「低刺激なもの」(56%)、「使い心地が良いもの」(41%)といった洗顔料の支持が高いことが分かりました。自分の肌質や好みに合わせつつも、“肌への優しさ”にも重点を置いている人が多く、肌への負担を気にする女性たちの意識が垣間見られました。

■キーワードは“泡洗顔”! 女性が意識するのは、「肌をこすらないこと」

つぎに、洗顔方法について女性たちのこだわりを調査しました。

まず、「肌に良いと思う洗顔方法」として、最も多くの女性があげたのは、「洗顔料を十分に泡立ててから洗顔をする」(84%)という方法。次に多かったのが、「泡タイプの洗顔料で洗顔をする」(27%)ということからも、“泡”というのは、女性の洗顔において重要なキーワードのようです。

たしかに、「泡立てネット」や「泡タイプの洗顔フォーム」といった商品も多数登場していますし、“泡洗顔”といった考え方も広く受け入れられているそうです。ちなみに、「毎日の洗顔方法として、“泡洗顔”を取り入れている」という女性は74%で、7割以上にのぼります。

実際に、「洗顔で心がけていること」を自由回答形式で聞くと、「とにかくよく泡立てて、泡でやさしく洗う」(大阪府・49歳)、「ネットで沢山泡立てて、たっぷりの泡で押し洗い」(千葉県・46歳)といった回答が多くあげられ、女性たちの日々の“泡洗顔”の様子がうかがえました。

一方、この「洗顔で心がけていること」として、“泡洗顔”というキーワードと並んで多く見受けられたのが、肌への“摩擦”を気にする声。代表的な回答をいくつか紹介すると、「摩擦しないようにゆっくり」(大阪府・33歳)、「やさしく洗う。肌をゴシゴシしない!」(三重県・28歳)などがあげられます。また、「洗顔について、肌のために避けていることは何ですか?」と複数回答でたずねたところ、「肌をこすって洗う」(69%)、「タオルでゴシゴシ拭く」(69%)という回答が上位にランクイン。“泡洗顔”の人気の要因とも重なるところがあるかもしれませんが、「“摩擦”は、肌にとっていけないもの」というのが、女性たちの共通認識となっていると言えるでしょう。

最後に、これから迎える夏をテーマとして、「夏に向けて洗顔方法をどのように変えていますか?」と聞きました。この質問では、「洗い上がりがさっぱりする洗顔料に変える」(19%)、「冷水で洗顔をする」(15%)といった回答がよせられましたが、いずれも2割以下という結果。50%と、およそ半数の女性が「洗顔方法を変えていない」ということが明らかになりました。紫外線ケアなど肌への意識が高まる夏の季節ですが、その対策を洗顔方法にまで落とし込めているという人は、多くはないようです。


【調査概要】
調査対象:20代~40代 女性500名
調査期間:2014年4月24日(木)~2014年4月25日(金)
調査方法:インターネット調査

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[トレンド総研]
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