来店型保険ショップ市場に関する調査 2014 

2014年05月13日
矢野経済研究所は、来店型保険ショップ市場の調査を実施した。
本調査における来店型保険ショップとは、複数の保険会社の保険商品を販売する乗合代理店とし、市場規模は同店舗で販売される保険商品について、各事業者における会計(決算)年度の新契約年換算保険料ベースにて算出した。

【調査結果サマリー】

◆ 2013年度の来店型保険ショップの市場規模(新契約年換算保険料)は前年度比40.7%増の1,338億円と拡大の見込
2012年度の来店型保険ショップの市場規模は新契約年換算保険料ベースで951億円、2013年度は前年度比で40.7%増の1,338億円と拡大の見込みである。消費者の保険に対するニーズが多様化するなか、認知度が上がり、年々来店者数も増加している。

◆ 2013年度の来店型保険ショップの新規契約件数は前年度比39.1%増の128万件の見込
来店型保険ショップの新規契約件数は2012年度で92万件、2013年度は前年度比39.1%増の128万件の見込みである。来店型保険ショップ市場には、乗合代理店を本業とする企業の他、異業種からの参入も活発化している。

◆ 来店型保険ショップは今後も成長市場、金融機関としての体制整備を期待
来店型保険ショップ市場の市場規模は現段階においてはまだ小規模ではあるものの、前年度比で2ケタ増と拡大傾向にあり、今後も成長市場であるとみる。
法整備が進展するなか、販社としての保険代理店は保険業界の一翼を担う存在たるべく、「金融機関」としての認識と体制整備を進める必要性に迫られている。


【調査概要】
調査期間:2014年2月~3月
調査対象:来店型保険ショップ経営の乗合代理店等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、ならびに電話・e-mail等によるヒアリングを併用

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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