日本・アメリカ・スウェーデン 3カ国のオーラルケア意識調査 

2014年02月12日
ライオンは、日本・アメリカ・スウェーデンの3カ国においてオーラルケアに関する意識を調査しました。その結果、「予防歯科」の考え方が一般的に根付いている欧米では、自宅での歯のケアの方法や、歯科医に対するイメージが、日本とは全く異なる事が分かりました。

【調査結果】

1. 自分自身のオーラルケアに対して自信があるかとの問いに、アメリカとスウェーデンでは約8割の人が「自信あり」と回答したのに対し、日本では6割以上が「自信なし」。欧米2カ国では、デンタルフロスの使用率が 50%を超え、複数のアイテムを使い念入りにケアしたい人が約7割と多数派であるのに対し、日本はブラッシング単品での歯みがきだけで手軽に済ませたい傾向。

2. オーラルケアアイテムの年間平均購入金額は、スウェーデン¥8,415、アメリカ¥8,354 に対して日本¥4,965 と、日本は欧米2カ国の約6割程度にとどまる結果に。オーラルケアアイテムへの「こだわり」や「お金をかける意識」では欧米2カ国に比べ日本は低い傾向。

3. 予防歯科への“理解”はアメリカ・スウェーデンで約6割に対し、日本では 20.9%。予防歯科の“実践”はアメリカ・スウェーデンで約7割に対し、日本では 26.2%。一方で予防歯科の“必要性”は、日本でも他2カ国と同等の 70.7%の人が感じている。

4. 歯科医での定期健診受診回数は、アメリカは直近一年間に「2回」が最多で 34.9%、スウェーデンでは「1回」が最多で 57.1%。一方で日本は「受けていない」が 57.5%と最多に。アメリカ人の4割以上が歯科医を「好きな人」と回答。歯科医を「苦手な人」と回答した人はアメリカ・スウェーデン共4%未満とごく少数派であるのに対し、日本では 14.0%存在。

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[ライオン]
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