CMOS /CCDカメラ世界市場に関する調査 2014 

2014年05月09日
矢野経済研究所は、世界のCMOS/CCDカメラ、カメラ応用画像システム・機器市場の調査を実施した。
本調査におけるCMOS/CCDカメラ世界市場とは撮像素子のCMOS /CCDを内蔵したカメラを搭載した画像・システム機器製品を対象とする。なお需要分野としては家庭用画像・電子機器分野、監視・モニタリング分野、個人認証等のセキュリティ分野、FA(Factory Automation)・マシンビジョン分野、医療・福祉分野、車載分野、携帯電話・PC・タブレット端末などである。

【調査結果サマリー】

◆2013年の世界CMOS/CCDカメラ市場規模は25億7,698万台、2017年には37億9,062万台を予測
2013年のCMOS/CCDカメラ世界市場規模はメーカー出荷台数ベースで25億7,698万台であった。CMOS/CCDカメラは携帯電話を中心に搭載されているが、需要分野や用途を大きく拡大してきている。世界のCMOS/CCDカメラ市場は今後も拡大傾向にあり、2009~2017年までの年平均成長率は15.2%、2017年には37億9,062万台に達するものと予測する。

◆2013年の世界CMOS / CCDカメラ需要分野では、携帯電話とタブレットで9割
2013年のCMOS/CCDカメラ世界市場規模について需要品目別にみてみると、スマートフォン用が13億6,050万台で構成比52.8%、フィーチャーホン(従来型の携帯電話)用が7億3,304万台で同28.4%、タブレット用が2億4,045万台で同9.3%と、この3品目で全体の9割を占める。


【調査概要】
調査期間:2013年11月~2014年4月
調査対象:カメラメーカー、カメラ応用画像システム・機器メーカー等
調査方法:当社専門研究員による直接面談及び、電話・e-mail等によるヒアリング、当社データベース、文献調査を併用

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[矢野経済研究所]
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