アルバイトへのモチベーション調査 

2014年05月01日
インテリジェンスが運営する「an」は、アルバイト経験のある18~24歳までの男女1,000人を対象にアルバイトへのモチベーションなどについてアンケートを行いました。

【調査結果】

■バイトへのモチベーション、「他者からの承認」が影響

アルバイト経験者にアルバイト先でモチベーションが上がる時を聞いたところ、最も多かった回答は「給料日」の55.9%でした。次いで、「先輩・同僚にほめられたとき」(43.0%)、「時給が上がったとき」(38.0%)、「お客さんにほめられたとき」(37.6%)と続きます。特に、飲食・販売などの接客業では、「ほめられる」「喜んでもらえる」ことが意欲に繋がる傾向が強いようです。

また、アルバイト先でモチベーションが下がるのは、「バイト先の人に怒られたとき」(41.2%)という回答が最も多く、次いで「時給が下がったとき」(29.6%)、「職場の人間関係が悪くなったとき」(27.7%)、「お客さんに怒られたとき」(24.5%)でした。「他者からの承認」により意欲が左右されていることがわかります。

一方、アルバイトをしてよかったかどうかを聞いた別の質問では、86.4%の人が「よかった」と回答。また、その理由として最も回答が多かったのは「欲しいものが買えた」(58.2%)でしたが、次いで「社会人経験が積めた」(51.8%)、「新しい価値観を手に入れた」(30.7%)という回答が多く見られました。アルバイトは楽しいことばかりではありませんが、大変なことも含めて、「経験」、「新しい価値観」として前向きにとらえている人が多いようです。

■最もバイトへのモチベーションが高いのは「塾講師・家庭教師」 「お金以外のやりがい」がカギ

現在のアルバイトへのモチベーションを100点満点で聞いたところ、最もモチベーションが高かったのは「塾講師・家庭教師」(68.4点)で、「生徒のためなら頑張れる」、「役に立っている実感がある」といった声が挙がっていました。担当の生徒のために頑張ろうと思えることが働くことへの意欲の高さにつながっているようです。次いで「オフィスワーク」(66.7点)では、「自分の技能向上につながっている」、「将来役に立つと感じられた」など、スキルの向上が実感できることが意欲につながっていることが分かります。アルバイトをする理由を聞いた別の質問では、88.1%もの人が「お金のため」と回答していますが、自分がどんなことにやる気を感じるのかを考えながら、「お金以外のやりがい」を見出すことが、意欲高く働くカギと言えそうです。


【調査概要】
調査期間:2014年2月13日~2月17日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:アルバイト経験がある18~24歳の全国の学生
有効回答数:1,000件

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[インテリジェンス]
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