スポーツ用品市場に関する調査 2014 

2014年05月01日
矢野経済研究所は、国内スポーツ用品の市場調査を実施した。
本調査におけるスポーツ用品市場とは、ゴルフ、スキー・スノーボード、釣り、アスレチックウエア、アウトドア、スポーツシューズ、テニス、スイム、野球・ソフトボール、サイクルスポーツ、バドミントン、武道、卓球、フィットネス、サッカー・フットサル、バスケットボール、バレーボール、ラグビーの主要18分野の関連用品を対象とし、メーカー出荷金額ベースで市場規模を算出した。

【調査結果サマリー】

◆2013年のスポーツ用品国内市場は前年比103.2%の1兆3,090億8,000万円の見込み
2013年のスポーツ用品国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比103.2%の1兆3,090億8,000万円を見込む。2012年に続いて2年連続のプラス成長となり、震災前の2010年比でも105.2%と大きく伸張する見込みである。

◆2013年のスポーツ用品国内市場は15年前の水準に回復の見込み
2013年のスポーツ用品国内市場(メーカー出荷金額ベース)は、1998年以来、15年ぶりの水準である1兆3,000億円台の見込みである。これは、約2割を占めて、最大カテゴリーであるゴルフ用品の伸張が大きく寄与している。

◆多くのスポーツ用品分野でシューズの好調が続く
2013年のスポーツ用品国内市場においては、シューズというアイテムを有する12カテゴリー中、10カテゴリーにおいて、シューズの市場規模(金額)が前年を上回る見込みである。シューズに対して価値を見出し、価格が高くても購入する傾向がみえる。

◆2014年のスポーツ用品国内市場は、前年比103.9%と予測
2014年のスポーツ用品国内市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、全18カテゴリーにおいてプラス成長となり、前年比103.9%の1兆3,602億1,000万円と予測する。


【調査概要】
調査期間:2013年12月~2014年3月
調査対象:スポーツ関連企業・メーカー・卸売業・輸入商社・小売業
調査方法:当社専門研究員による直接面談、ならびに郵送アンケート調査を併用

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[矢野経済研究所]
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