第25回マンション購入に対する意識調査 

2014年04月30日
不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボは、マンション購入検討者の定例意識調査を行った。
自社インターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員に対し、 直近3ヶ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある方のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施。

【調査結果要約】

◆「現在の物件価格が高い」との回答率は、リーマンショック以降で最も高い水準

◆以前と異なるのは、価格は高いと感じながら「1年後は価格が上がる」とインフレを懸念している点

◆価格上昇で、マンション購入が難しい層は、購入意欲が減退


【調査の結果】

今回の調査では「現在の物件価格が高いと感じているが、1年後にマンション価格が上がる」というインフレ懸念が数値に現れている。現在の物件価格が高いと回答したのは全体の約半数となり、リーマンショック以降で最も高い水準となった。
一方で1年後の価格は「上がる」との回答は8割弱で、依然高水準を維持している。購入意欲が「増した」のは全体の5割強にとどまる。これは前回調査より19.9ポイント減少した。希望購入価格帯により、意欲の程度が異なり、希望価格5000万円未満の人は意欲が増したとの回答は42%と過半数に満たないが、希望価格5000万円以上では意欲が増したのは66%と半数を上回る結果となり、購入希望価格帯によって差が出始めている。また「なるべく早く購入したほうがいい」は7割に達した。購入は早めに決断したほうがいいと感じているものの、価格上昇により、買えない層が出てきており、この層の意欲が減衰している姿が明らかになった。
中古マンションを購入検討する割合が前回の1月調査以降は増加傾向にあり、新築価格の上昇に伴い、選択肢を広げ購入可能な物件を探す様子も見えてきた。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アトラクターズ・ラボ]
 マイページ TOP