「普段よく見聞きする、食料品の訴求フレーズにおける効果」の実態調査 

2014年04月17日
協同宣伝は、【「言葉」をテーマにした自主調査・第2弾】として、「普段よく見聞きする、食料品の訴求フレーズにおける効果」の実態調査を実施。

食料品(飲料含む)の 店頭やショッピングサイト等の「売場」では、購入直前時点での消費者の関心や購入意向を高めようと、多くの「訴求フレーズ」が使われています。その中には、昔から「定番」的に使われてきているものから、「お得感」や「信頼感」を強調しているものや、その他 趣向を凝らした物言いまで、実に多彩なフレーズが見られます。

これら各々の狙いは 肝心の消費者の購買行動において、どの程度 達成されているのでしょうか?「情報の受発信」を取り巻く環境が日々、変化している今、「購入」の主役である消費者の最新実態として、これらを把握しておく必要性は非常に高いと思われます。そうした問題意識から、消費者の「購入」意思決定プロセスの視点も取り入れた定量検証を行いました。

-消費者の「購入」意思決定プロセスに沿って、
「第1フェイズ/気になって注意を向ける」⇒「第2フェイズ/買ってみようかと検討を始める」
⇒「第3フェイズ/買ってみようという思いが強くなる」⇒「第4フェイズ/最終的に買おうと決心する」という「購入以前」4フェイズと、さらに「購入後」の「第5フェイズ/買った後で、そのことを友人・知人達と話す」の計5フェイズ 各々での「きっかけになる」とした上で、その該当度合をポジ/ネガ5段階で設問、その加重平均スコアで全般傾向を確認しました-

*調査対象の「訴求フレーズ」としては、「食料品」対象に よく見聞きするものの中から、「価格を中心とした数字」自体が唯一最大の影響要因と思われるもの(例:「半額」「40% off」等)や、プレミアムキャンペーン等における「景品」自体に大きく依存すると思われるもの(例:「抽選で~が当たる」「もれなく~プレゼント」等)を含まない30フレーズを任意抽出しました。

■≪ 第1フェイズ/気になって注意を向ける ≫ ベスト5は、
…『本日限り』『お買い得品』『今なら増量』『期間限定』『季節限定』。

■≪ 第1フェイズ/気になって注意を向ける ≫ ワースト5は、
…『☆☆☆(タレント・有名人)のお薦め』『●秒に1つ売れています』『CM放映中』『絶賛発売中』『★★★(プロ/シェフ・料理研究家等)のお薦め』。

■≪ 第1フェイズ/気になって注意を向ける ≫
特に女性において、“限定モノ”フレーズの有効性が特徴的。

■≪ 第4フェイズ/最終的に買おうと決心する ≫
- ベスト5は、
『本日限り』『今なら増量』『期間限定』『季節限定』『広告の品』。
- ワースト5は、
『☆☆☆(タレント・有名人)のお薦め』『CM放映中』『★★★(プロ/シェフ・料理研究家等)のお薦め』『●秒に1つ売れています』『絶賛発売中』。

■≪ 第5フェイズ/買った後で、そのことを友人・知人達と話す ≫
ベスト5-“限定モノ”の他、ここでは『新発売』が ランクイン。


【調査概要】
「『普段よく見聞きする 食料品の訴求フレーズにおける効果』に関する実態調査」
~そのフレーズ、お客さんにしっかり響いていますか?
*対象者/サンプルサイズ(有効回収ベース):
首都圏1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)に現居住する 20~60代の一般男女個人
-合計 1,000 名(「性×年代」別の各セル毎に 100名を割付)
*調査方法:登録パネルを活用したWEB調査
*調査期間:2014 年3月19日(水)~20日(木)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[協同宣伝]
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