「ネットオークション」についての調査 

2014年03月28日
インターネットコムと NTTコム リサーチは「ネットオークション」について調査(第3回調査)を実施。調査対象は全国10代~50代以上のインターネット ユーザー1,072人。男女比は男性52.9%、女性47.1%。年代比は10代1.2%、20代27.5%、30代21.4%、40代17.6%、50代以上32.3%。

まず、どの程度ネットオークションが利用されているか調べた。「ユーザー登録すらしたことがない」が38.8%(前回42.6%)で引き続き群を抜いて多い。「利用したことがない(ただし、ユーザー登録はしている)」の3.0%(同4.1%)と合わせると、利用未経験者は4割に達した。
一方、現在の利用者は「購入で利用している」人が20.7%(同19.6%)、「販売で利用している」人が3.0%(同2.5%)、「販売と購入の両方で利用している」人が12.5%(同12.8%)。スマートフォン向けのオークションやフリーマーケットが増えているにもかかわらず、実際にこうしたサービスを使う人は増加していない。

それでは、ネットオークションを利用したことのない理由、利用をやめた理由を調べてみよう。
利用未経験者448人(全体の41.8%)に理由を聞いたところ、「ほかのユーザーとトラブルになりそうだから」(43.8%)が最も多かった。未経験者の多くが警戒感を抱いていることが分かる。そのほかに挙げられた理由は「出品や入札の手間がかかるから」(38.6%)と「必ず売れる、または買えるわけでないから」(32.8%)が多く、通常の店舗や通販サイトで購入するより手間がかかる割にメリットが少ないと判断していた。

続いて、以前利用していたにもかかわらず使わなくなった236人(全体の22.0%)の選んだ理由は、「出品や入札の手間がかかるから」(40.3%)と「必ず売れる、または買えるわけでないから」(32.6%)が目立ち、利用未経験者の印象は実態から乖離(かいり)していなかった。ただし、「ほかのユーザーとのトラブルで不快になったから」という理由はわずか5.5%にとどまり、未経験者が恐れるほどトラブルは発生しないようだ。

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[インターネットコム]
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