30代40代女性のライフスタイル調査(「美容と健康」についての調査) 

2013年10月09日
バルク MR事業部は、昨年より30代40代女性に焦点をあてて、自主調査を行っております。今回は、第4弾「美容と健康」について調査結果をまとめました。女性は特に注目するテーマ「美容と健康」を取り上げ、気になる症状のこと、美容・健康にかける費用、美容と健康の情報源、などについて聞いております。価値観やライフスタイルが多様化している『30代40代女性』ですが、「美容と健康」に関しては特に、市場への強い影響力を持っていると考えられます。

【調査結果】

美容・健康関連の気になる症状

■ 30代40代女性全体では、「肩こり・疲れ・だるさ」を気になる症状として挙げている人が最も多くなっています。次いでスコアが高いのは「しみ、そばかす」、「白髪」となっています。

■ 「白髪」「しわ、たるみ」「更年期障害」「肩こり・疲れ・だるさ」については、30代から40代にかけてスコアが上がっており、加齢による発症率が高まっていることが窺えます。

■ 女性の低年齢層においては、「むだ毛、体毛」「肌荒れ、にきび、吹き出物」「生理不順・生理痛」を意識する人が多く、加齢とともに、「ほうれい線」「しわ、たるみ」「白髪」「更年期障害」など、より多様な症状を感じる人が増加しています。一方、男性は、肥満、血圧、血糖値など、メタボリックシンドローム関連の各症状を感じる人が多くなっています。

美容・健康関連の消費

■ 30代40代女性全体では、最も利用・購入率が高いのは「基礎化粧品の購入」、次いで「美容院・メイクアップサロン」「ヘアケア用品」「メイキャップ化粧品」となっており、いずれも利用・購入率が4割を超えています。また、利用・購入率は高くないが(1割弱)、30代40代女性において最も利用・購入価格が高いのは「エステティックサロン・サウナ」となっています。

■ 「メイキャップ化粧品」「基礎化粧品の購入」「内科・呼吸器科」については、年代が上がるほどに利用・購入価格が上がる傾向が見られます。

■美容・健康に対して、各カテゴリーごとに支払ってもよいと思う金額を尋ねたところ、『ダイエットに対して』は、「まったく支払いたくない」が全体の4割を超えて最も投資意向が低い一方、『病気の治療に対して』は、「効果が出ればいくら支払ってもかまわない」が1割を超えており、投資意欲が高くなっています。また、「5,000円くらいまで」から「効果が出ればいくら支払ってもかまわない」の合計値を比較すると、『現在の健康の維持に対して』より、『美容に対して』の投資意欲の方が高い傾向が見られました。

美容・健康に関する情報源

■ 美容・健康に関する情報源の接触率は、商材を問わず、「テレビの情報番組」が最も高く、次いで「ドラッグストアやスーパーの店頭」となっています。ヘア・フェイシャル関連、ボディケア関連においては、「テレビコマーシャル」の接触率が他の商材と比べて高くなっています。

■ また、医療・薬品関連は「かかりつけの医師」から情報を入手する割合が高く、健康・ダイエット関連は、「友人との会話」から情報を入手する割合が高くなっています。

■ 美容や健康に関する商品・サービスのキャッチコピーとして魅力的に感じるものを尋ね、順位付けをしてもらったところ、お客様満足度ナンバー1」が最も順位が高く、訴求力が強い結果となっています。一方で、「タレント●●●●さんも使って大満足」が一番低くなっています。全般的に、評価や効果の「確かさ」を立証するようなキャッチコピーが上位項目に挙がっていました。


【調査概要】
調査方法:Webアンケート方式
調査対象:
 30代女性 558名
 40代女性 582名
対象地区:全国
調査日時:2013年7月13日(土)-7月17日(水)
調査機関:株式会社バルク
調査内容:美容・健康関連の気になる症状、美容・健康関連の消費、美容・健康に関する情報源、30代40代女性の気になる症状別特徴 など

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[バルク]
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