外国語に関する調査 

2014年03月10日
バルクは、20代~60代のバルクルーメンバーに、外国語に関する調査を実施。

【調査結果】

設問1:海外へ行ったことはありますか。(いくつでも)
設問2:海外へ行った際、英語またはその国の言語で『現地の人』と会話をしますか。(ひとつだけ)

海外訪問経験は、全体では「プライベートで海外旅行に行った」の割合が最も多く63.5%、次いで「海外へ行ったことはない」(29.1%)、「ビジネスや学校・団体のイベントで海外旅行に行った」(20.0%)となっています。
年代別でみると、『20代』のみ「プライベートで海外旅行に行った」よりも「海外へ行ったことはない」の割合が最も多く、約5割(47.0%)となっています。また、『40代』~『60代』は「プライベートで海外旅行に行った」の割合が、7割を超える結果となりました。

海外訪問経験のある方に、海外滞在時の会話言語についてうかがいました。
全体では「「単語や短文のみ」英語またはその国の言語」の割合が最も多く47.0%、次いで「自分では、英語またはその国の言語を話さない(同行者や翻訳資料に頼る)」(28.2%)となりました。
性・年代別でみると、「「単語や短文のみ」英語またはその国の言語」の割合は、『男性50代』が最も多く56.6%、「自分では、英語またはその国の言語を話さない(同行者や翻訳資料に頼る)」の割合は、『男性60代』が最も多く32.1%となりました。

設問3:あなたご自身の下記の語学レベルはどのくらいですか。(それぞれひとつずつ)   
設問4:下記の語学はどのようにして学びましたか。(それぞれいくつでも)
設問5:なぜ、語学を学ぼうと思ったのですか。(いくつでも)

現在の語学レベルは、『英語』では「まったくの初心者 (わからない) 」の割合が最も多く30.2%、次いで「あいさつや自己紹介はできる  」(27.8%)、「簡単な単語であれば意志疎通がとれる」(23.7%)となっています。『中国語』、『韓国語』は、約9割が「まったくの初心者 (わからない) 」という結果になりました。

語学の習得方法を語学別に見てみると、『学校で習った(中学校・高校・大学など)』の割合が最も多いのは、「英語」で93.7%となりました。語学別にTOP5を出してみました。「英語」と「中国語」は『学校で習った(中学校・高校・大学など)』が最も高くなっていましたが、「韓国語」は『海外の映画・ドラマを観た』の割合が最も多く35.2%となり、言語によって習得方法に違いが見られました。

韓国語の習得方法を詳しくみると、全体では「海外の映画・ドラマを観た」の割合が最も多く35.2%、次いで「本屋で教材を買って勉強した」(31.9%)、「学校で習った(中学校・高校・大学など)」(22.0%)となっています。男女別でみると、大半の項目において『女性』の方が『男性』より割合が高くなっています。特に『男性』よりも『女性』の方が10ポイント以上高い項目は、「海外の映画・ドラマを観た」(50.0%、34.6ポイント差)、「海外の音楽・ラジオを聞いた」(17.3%、17.3ポイント差)となっており、映画・ドラマや音楽を通じて言語を学んでいる様子が窺えます。
一方、『女性』よりも『男性』の方が10ポイント以上高い項目は、「学校で習った(中学校・高校・大学など)」(28.2%、10.9ポイント差)、「アプリやネットを使って勉強した」(12.8%、12.8ポイント差)となっています。

各語学について、語学のレベルが「まったくの初心者(わからない)」以外の方に、語学を学んだ経緯をお聞きしたところ、「学校なので仕方なく」の割合が最も多く、約半数の50.8%となりました。次いで「外国の人とコミュニケーションをとるため」(23.9%)、「海外の生活・文化に興味を持ったため」(18.4%)となっています。海外のアーティストや俳優・女優が好きになったので、語学を学ぼうと思った人は少数派のようです。

設問6:英語に対して、どのくらい苦手意識を持っていますか。(ひとつだけ)
設問7:英語のどういうところに苦手意識を持っていますか。(いくつでも)
設問8:日本で、外国の人に英語で道を尋ねられた場合、あなたはどうしますか。(それぞれひとつずつ)
設問9:今後、今より英語や他の言語を理解したり会話が出来るように、何か取り組もうと思っていることはありますか。(いくつでも)

英語に対する意識は、全体では「とても苦手」の割合が最も多く43.5%、次いで「やや苦手」が23.6%となっており、2つあわせると約7割(67.1%)が苦手意識を持っていることがわかりました。年代別でみると、苦手意識を持っている人(「とても苦手」+「やや苦手」)の割合が最も多いのは、『40代』で、72.0%となりました。
 
英語の苦手なところ 性・年代別ランキング TOP3
前問で、英語が「とても苦手+やや苦手」と答えた方に、具体的に英語の苦手なところをお聞きしたところ、全体では「英文が聞き取れない」の割合が最も多く54.5%、次いで「発音が出来ない(わからない)」(52.6%)、「文法がわからない」(49.9%)となりました。
性・年代別にみると、男性はどの年代もTOP2内に「英文が聞き取れない」が入っており、聞き取りに対する苦手意識が強いことが窺えます。女性は全体的に苦手意識が強く、TOP1が6割を超える結果となりました。また、どの年代もTOP3内に「文法がわからない」が入っており、文の仕組みに対する苦手意識が強いことが窺えます。

日本で、外国の人に英語で道を尋ねられた場合を、英語を聞き取れた/聞き取れない、行き方がわかる/わからないのシチュエーション別に見てみたところ、どのシチュエーションの場合でも、「簡単な英語の短文と身振り手振りで返答する」の割合が最も多くなりました。
シチュエーションごとに見てみると、『どこに行きたいか聞き取れてその目的地までの行き方がわかる場合』から『どこに行きたいか聞き取れない場合』になるにつれて、10ポイント以上減少している項目は「英語のみで自然に会話する」、「簡単な英語の短文と身振り手振りで返答する」となりました。
一方、10ポイント以上増加している項目は「何かに書いてもらい、自分も図や英語を書いて返答する」、「周囲の人に助けを求める」となりました。また、どのシチュエーションの場合でも約1割の人は「聞こえなかったふりをして、何も答えず立ち去る」スタンスのようです。

語学習得の今後の意向は、「特にない」の割合が最も多く、半数以上の約6割(64.4%)となりました。
「特にない」を除いた語学習得方法で1割を超えたのは、「海外の映画・ドラマを観る」(10.3%)、「本屋で教材を買って勉強する」(10.0%)となり、自宅で気軽に学べる方法を考えているようです。

 ㈱バルク調べ


【調査概要】
調査方法:Webアンケート方式
調査対象:20代~60代男女(バルクルーメンバー)
アンケート参加者数:合計1,000人
 男性500人(年代別内訳: 20代/100、30代/100、40代/100、50代/100、60代/100)
 女性500人(年代別内訳: 20代/100、30代/100、40代/100、50代/100、60代/100)
調査日時:2014年2月28日(金)~3月3日(月)
調査機関:株式会社バルク

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[バルク]
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