2014年3月電子書籍に関する利用実態調査 

2014年03月27日
MMD研究所は、「2014年3月電子書籍に関する利用実態調査」を行いました。本調査は、20歳以上の男女551人を対象に、電子書籍の利用状況、利用している電子書籍サイト、端末などを調査しています。

【調査結果サマリー(※一部抜粋)】

■ 電子書籍利用率、無料コンテンツは21.8%、有料コンテンツは14.5%
  電子書籍利用者の3割強がスマートフォンで購読

■ 利用している電子書籍サイト「Kindleストア(44.8%)、楽天ブックス(38.8%)」

■ 電子書籍の非利用者の利用意向は3割

【調査結果】

■ 電子書籍利用率、無料コンテンツは21.8%、有料コンテンツは14.5%
  電子書籍利用者の3割強がスマートフォンで購読


20歳以上の男女551人を対象に電子書籍の利用状況について聞いたところ、無料コンテンツの利用率は「現在利用している」が21.8%、「過去に利用したことがある」が9.6%だった。有料コンテンツの利用率は「現在利用している」が14.5%、「過去に利用したことがある」が7.6%だった。

電子書籍の無料・有料コンテンツ利用経験者(N=110)を対象に、電子書籍を読む際に利用している端末を聞いたところ、「スマートフォン」が34.5%と最も多く、次いで「タブレット」が23.6%、「電子書籍専用リーダー」が17.3%だった。

電子書籍の無料・有料コンテンツ利用経験者(N=110)電子書籍を所有している理由について聞いたところ、「保管する場所を取らないから」が68.2%と最も多く、次いで「たくさんの書籍をデータで持てるから」が40.9%、「安く書籍を購入できるから」が37.3%という結果となっている。

■ 利用している電子書籍サイト「Kindleストア(44.8%)、楽天ブックス(38.8%)」

電子書籍の無料・有料コンテンツを現在利用している人(N=67)を対象に電子書籍サイトの利用状況について聞いたところ、「Kindleストア」が44.8%と最も多く、次いで「楽天ブックス」が38.8%、「Apple iBooks」が25.4%という結果となっている。

■ 電子書籍の非利用者の利用意向は3割

電子書籍非利用者(N=366)を対象に、電子書籍の利用意向について聞いたところ「利用したい」が7.1%、「やや利用してみたい」が23.2%と合わせて30.3%の人が電子書籍に対して利用意向を示していることがわかった。

次に、電子書籍の利用意向を示さなかった人(N=255)を対象に電子書籍を利用したくない理由を聞いたところ「紙のほうが好きだから(34.1%)」「デジタルでわざわざ読む気がしない(27.8%)」「何かとお金がかかりそうだから(25.1%)」という理由が上位に挙がった。


【調査概要】
調査期間:2014年3月14日~3月16日(3日間)
有効回答:551人

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[MMD研究所]
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