2014年「花見」に関するソーシャルメディア分析レポート 

2014年04月04日
生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、メディア分析ツール「メディアアナリティクス」を使用して、3月28日(金)~3月30日(日)の 3 日間にわたり「花見」がソーシャルメディア(Twitter)でどのように語られたかを分析した。

【調査結果】

■ 定番人気「上野公園」「代々木公園」昨年 1 位の「目黒川」は今年 3 位

お花見の場所に関する関連ワードとして、最も多くあがったのは、「上野公園」(356 件)。「上野公園花見客でいっぱい」「上野公園、花見客でにぎわっている。場所取りのお兄さんもいる。」など混雑の様子が投稿から分かる結果となりました。続いて多く投稿されたのは「代々木公園」で 292 件。そして、昨年、フジテレビの連続ドラマ「最高の離婚」の影響もあり 1 位だった「目黒川」は、263 件と 3 位にランクダウンした結果となりました。※ 「目黒川」は「歩く」の関連ワードが多くあがり、散歩スタイルのお花見を楽しんでいる人が多いようです。
その他では、東京以外から名古屋市の「鶴舞公園」(118 件)と大阪市の「大阪城」(116 件)がトップテンにランクインしました。

■ 宴席だけがお花見ではない。気軽に「ひとり花見」「プチ花見」「エア花見」

その他の関連ワードとして多くあがったのは、「出勤途中に一人で花見(´∇`)」といった「一人/ひとり」(852件)というワード。「一人花見してきた(*´∀`)寂しかったww」、「会社の休み時間に一人花見してきた。楽しかった。いや、マジでマジで。寂しくないし。」など、自虐的な投稿も多く見られました。
そして、「日比谷公園までお散歩しがてらプチ花見」「スタバと銀だこ持ってプチ花見」など、簡単な準備でお花見を楽しむ「プチ花見」も123件と一定数見られました。この「プチ花見」は、「大学に行ったら桜が咲いていたので、プチ花見して来た」などに見られるように、外出先でたまたま桜を見つけてお花見をするというケースも多いようです。
また、「○○さんの写真でエア花見」「花見羨ましいから去年の写真みてエア花見」のように、実際にお花見はせずに写真で楽しむ「エア花見」(36 件)も少ないながら投稿があり、ソーシャルメディアの普及とともに「お花見」のあり方も変化していると言えます。


【調査概要】
調査対象:「花見」のワードを含む全54,526 投稿(Twitter)
調査期間:2014 年3月28日(金)0時0分~2014 年3月30 日(日)23時59分

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[トレンド総研]
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