日米ゴルフ用品小売市場に関する調査 

2014年04月02日
矢野経済研究所とゴルフ・データテック社は、日米のゴルフ用品小売市場の調査を実施。

【調査結果サマリー】

◆2013年の日米ゴルフ用品小売市場規模は8,462億円の見込
013年の日米合算のゴルフ用品小売市場規模は、前年比114.6%の8,462億500万円の見込みである。二桁レベルの成長見込みであるが、2013年に入ってからの円安が主な要因であり、ドルベースの米国小売市場は前年比101.8%と微増レベルの見込みとなっている。一方で、2013年の日本小売市場は前年比104.3%の3,551億1,000万円の見込みである。

◆2013年の数量ベースの米国ゴルフ用品小売市場は、日本の約2倍~2.5倍の見込
商品カテゴリー別に日米両国の数量ベースにおける市場規模を比較すると、米国市場は日本の約4倍の規模であるゴルフボール(ラウンドボール)市場を除き、ほとんどのカテゴリーにおいて日本市場の2倍から2.5倍程度の見込みとなっている。ラウンドボールについては、日米ゴルファーの人数やラウンド数の差が数字になって表れているものと考える。


【調査概要】
・調査期間:2013年10月~12月
・調査対象:日米ゴルフ関連企業
・調査方法:
(米国市場)欧米ゴルフ産業の有力調査機関であるGolf Datatech, LLC(ゴルフ・データテック社、本社:米国フロリダ州)の米国ゴルフ用品小売市場実売動向調査データをベースに、全体市場規模を推計した。
(日本市場)弊社刊「2013年版ゴルフ産業白書」のゴルフ用品国内出荷市場規模データをベースに、小売市場規模に換算した。
 なお、本調査結果での米国小売市場規模は円ベースで算出しており、2010年は1ドル:87.8円、2011年は1ドル:79.8円、2012年は1ドル:79.8円、2013年は1ドル:96.8円で換算した。

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[矢野経済研究所]
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