電子書籍の利用動向 

2014年03月27日
サイファー・テックは、同社が開発・販売を手掛けるデジタルコンテンツ配信サービス向けの不正コピー対策サービス「CypherGuard(サイファーガード)」のライセンス発行状況を基に、2013年(2013年1月1日~12月31日)の電子書籍の利用動向をまとめた。

<調査結果>

【利用回数】 電子書籍市場は拡大基調を継続
2000年代のデジタルコンテンツ配信市場は音楽や動画コンテンツを中心に市場拡大が進んできましたが、2012年を境にスマートフォン・タブレット端末の普及をはじめ、電子書籍専用端末の拡充や企業参入が相次いだことなどを要因に、電子書籍配信サービスが本格化いたしました。
そのような動向下において迎えた2013年も、国産DRMサービスとして電子書籍配信サービス各社にて採用されている「CypherGuard」のライセンス発行数から、国内の電子書籍市場は引き続き拡大していることが読み取れる結果となりました。
端末や通信環境・技術などのインフラ・ハード面、および電子書籍配信サービスやコンテンツなどのサービス・ソフト面それぞれの更なる向上・拡充により、2014年もこの拡大基調は継続すると予想されます。

【利用時間帯の傾向】 就寝前の利用が最も高い結果に
他の時間帯と比較して19時台~0時台にかけて発行比率が高いことから、帰宅後、特に就寝前に電子書籍配信サービスが利用される傾向が高いことが分かりました。また7時台~18時台においても一定の割合で推移していることから、通勤・通学時や移動時における電子書籍配信サービスの利用が進んできていることが推測されます。

【利用曜日の傾向】 平日よりも週末に利用する傾向が高い
平日(月~金)においては曜日による傾向はほとんどなく、おおよそ13ポイント前後にて推移いたしました。その一方で週末(土・日)は平日に対して約3~5ポイント高いことから、週末に電子書籍配信サービスを利用する傾向が高いことが分かりました。

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[サイファー・テック]
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