お花見に関する調査 

2014年03月12日
アサヒグループホールディングスの青山ハッピー研究所は、生活の中のちょっとしたことや、旬な話題をタイムリーに調査する「毎週アンケート」において、「お花見」をテーマにアンケート調査を実施。

【調査サマリー】

・6割以上が「お花見に行く」と回答-寒波、景気も左右!? 参加意向が復調へ

・6割以上の女性が「お花見に行く」と回答-桜の下で女子トークに花を咲かせる

・お花見は「春の家族レジャー」-子どもや夫婦、ペットも一緒に楽しむ

・場所選びの一番人気は「花密度」-トイレや水場、駐車場、出店なども重視

・一つの場所に留まらず、移動しながら桜を楽しむ「散歩派」「ドライブ派」に支持!

・子どもと一緒なら「ピクニック派」、大人同士なら「宴会派」

・人気ナンバーワンは「お花見弁当」-遠足気分、野外でお弁当を広げる楽しみ

・「おにぎり」「揚げ物」など、箸や皿を使わず、手や楊枝でつまめる手軽さもポイント

・ハレの日、お花見は「ビール」で乾杯!-女性には味の豊富な「チューハイ」が人気

・ドライブ派は「ノンアル片手にお花見」が常識化!?-寒さ凌ぐ「温かいお茶」も

・一人当たりの参加費は「2,000円台」-弁当持参など、低コストで満足度高いレジャー


【調査結果】

6割以上が「お花見に行く」と回答-寒波、景気も左右!? 参加意向が復調へ

「必ず行くつもり」と回答した人は29.6%。さらに「まだ決まっていないが行くつもり」という声も31.3%を数え、全体の6割以上の人びとが「今春、お花見に行く」意向を持っているが明らかとなりました。また、「機会があれば行きたい」(27.2%)という前向きな声も目立ち、お花見は春を彩る一大レジャーとなっていることがうかがえます。

過去5年間に実施した同調査を振り返ると、「必ず行くつもり」「まだ決まっていないが行くつもり」という声は2009年が65.1%、2010年が64.1%、2011年が57.7%、2012年が57.3%、2013年が58.1%を数え、2011年以降は50%台を推移。ところが今春は一気に60.9%まで参加意向が上昇し、2010年以前の数値まで戻りつつあります。

6割以上の女性が「お花見に行く」と回答-桜の下で女子トークに花を咲かせる

性別ではいかがでしょうか。「必ず行くつもり」「まだ決まっていないが行くつもり」という声を見てみると、男性回答では54.7%。その一方、女性回答では10.7%も高い65.4%を占め、「お花見参加」に前向きな女性たちの姿が目立ちました。

お花見は「春の家族レジャー」-子どもや夫婦、ペットも一緒に楽しむ

■一緒に行くメンバーは?
1 家族・親族 50.3%
2 夫婦 35.1%
3 友人 29.7%
4 仕事仲間 13.8%
5 自分一人で 11.7%

MA(複数回答)/n=1178人 「たぶん行かない」と答えた人以外

場所選びの一番人気は「花密度」-トイレや水場、駐車場、出店なども重視

■場所選びのポイントは?
1 桜の本数の多い場所 47.4%
2 自宅に近い場所 47.3%
3 自然の景観が楽しめる場所 38.3%
4 あまり人に知られていない隠れ名所 27.2%
5 トイレや水場など設備の整った場所 17.5%
MA(複数回答)/n=1186人(「たぶん行かない」と答えた人以外)

一つの場所に留まらず、移動しながら桜を楽しむ「散歩派」「ドライブ派」に支持!

■あなたのお花見のタイプは?
1 歩きながら桜を鑑賞する「散歩派」 59.1%
2 昼間にお弁当持参の「ピクニック派」 44.8%
3 お酒を飲みながらの「宴会派」 31.0%
4 混雑を避けて楽しむ「穴場スポット派」 17.6%
5 ライトアップで艶やかな「夜桜派」 17.2%
6 車でめぐる「お花見ドライブ派」 17.1%
7 花より、屋台の「食いしん坊派」 15.9%
8 眺めが最高のレストランで鑑賞する「プチセレブ派」 4.9%
9 桜の写真や絵を描く「芸術派」 3.4%
10 桜前線を追いかける「花見旅行派」 2.6%

MA(複数回答)/n=1172人(「たぶん行かない」と答えた人以外)

人気ナンバーワンは「お花見弁当」-遠足気分、野外でお弁当を広げる楽しみ

■楽しみにしているお花見グルメは?
1 手作りのお花見弁当 27.1%
2 おにぎり 25.6%
3 揚げ物(唐揚げ、フライドポテトなど) 23.4%
4 市販のお花見弁当(デパ地下など) 22.5%
5 焼き鳥・串焼き 20.4%
6 たこ焼き・お好み焼き・焼きそば 15.0%
7 お寿司 13.3%
7 サンドイッチ 13.3%
9 つまみ・乾き物 11.4%
10 バーベキュー・焼き肉・ジンギスカン 11.2%

MA(複数回答)/n=1134人(「たぶん行かない」と答えた人以外)

ハレの日、お花見は「ビール」で乾杯!-女性には味の豊富な「チューハイ」が人気

■楽しみにしている飲料は?
1 ビール 65.3%
2 チューハイ 23.5%
3 お茶 20.5%
4 新ジャンル(第3のビール) 19.2%
5 発泡酒 14.4%
6 ジュース 12.2%
7 ノンアルコールビール 11.8%
8 ワイン 9.7%
9 日本酒 9.3%
10 焼酎 7.0%

MA(複数回答)/n=1133人(「たぶん行かない」と答えた人以外)

一人当たりの参加費は「2,000円台」-弁当持参など、低コストで満足度高いレジャー

お花見グルメやドリンクを見てきましたが、では1回のお花見につき、一人当たりの平均の参加費はどのくらいでしょうか。「屋台の予算は1,000円以内、そのほかお酒とオードブルを準備する。だいたい1人2,000円以内で収める」(女性30代、宮城県)など、最も回答が多かったのは「2,000円台」(28.3%)。さらに「1,000円台」(28.1%)が続き、全体の6割近くの人びとが「1,000~2,999円」の範囲でお花見を催していることが明らかとなりました。
自由回答の中には「お弁当とペットボトルワインで予算は一人当たり1,000円」(女性30代、奈良県)、「手作り弁当の予算を一人100円で作ってみようと思っている」(女性30代、岡山県)など、「1,000円以内で収める」という声も多く、お花見は「低コストで満足度の高いレジャー」と言えそうです。


【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女
有効回答数:1,347人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2014年3月5日~3月11日

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アサヒグループホールディングス]
 マイページ TOP