「チャイルドシート」に関する意識・実態調査 

2014年03月18日
タカタは、直近1年以内にチャイルドシートを購入した男女480名と、今後半年以内にチャイルドシート購入予定の男女160名の合計640名に対して、「チャイルドシート」に関する意識・実態調査を行いました。

【調査結果】

■ 1.【誤】解 選ぶ時に、ついつい「使い勝手」などに目がいきがち。
【選び方のポイント】 最重視すべきは「安全性」。自分で取り付けて、“グラつかないか”をチェック。

まず、「チャイルドシートの購入を検討し始めたのはいつ頃ですか?」という質問をしたところ、57%が「妊娠中」と答え、「出産後」(43%)を上回る結果となりました。また、購入検討期間については、29%と3人に1人が「1ヶ月以上」と回答。時間をかけて入念にチャイルドシートを選んでいる人が多いことがうかがえます。
そして、「チャイルドシート購入時に最も重視する点」について聞くと、「安全性」と答えたのは53%。以下、「使い勝手(機能性)」(23%)、「価格」(11%)、「サイズ」(6%)、「評価・評判」(2%)と続き、およそ半数が「安全性以外」の点を最重視していることが明らかとなりました。
「使い勝手」など「安全性以外」の点に目を向けてしまう人も多いですが、事故が起こってからでは遅いのが「チャイルドシート」。 「安全性」を最重視した選び方が、安心・安全のドライブに繋がります。チャイルドシートの「安全性」を確かめる方法としては、国土交通省と自動車事故対策機構が実施しているチャイルドシートアセスメントで事前に確認してから、実際にお店でチャイルドシートを自分で取り付けて、“グラつかないか”をチェックすると良いでしょう。

■ 2.【誤】装着 どれでも簡単に正しく装着できるわけではない。
【選び方のポイント】 簡単に正しく装着できるチャイルドシートを。

警察庁/日本自動車連盟の調査によると、チャイルドシートの誤装着は乳児用・幼児用合わせて63.9%(2013年4月)にも及びます。「この事実を知っていますか?」と聞いたところ、73%が「知らない」と回答。また、「チャイルドシートならどれでも、簡単に、確実に、正しく装着できると思っていた」という人は52%にものぼり、この誤解が誤装着の多さと深く関係していると言えそうです。実際に、チャイルドシートを使われている方に、「チャイルドシートが正しく装着されているか不安に感じることはありますか?」と質問すると、64%が「ある」と答えました。装着が難しいものは誤装着のもと。誰でも簡単に正しく装着できて、グラつかないチャイルドシート選びがポイントとなります。

■ 3.【誤】認識 簡単に確実な固定ができる「ISOFIX」、知らない人が多い。
【選び方のポイント】 「ISOFIX」固定タイプのチャイルドシートを。

日本国内において2012年7月以降に発売されているすべての乗用車(※9人乗り以下の乗用車)には「ISOバー(取り付け金具)」の装備が義務化されました。「ISOFIX」とは、シートベルトで固定しない、新しい固定方法。1989年からISO(国際標準化機構)の国際会議で協議され、1999年に国際規格化された世界共通のチャイルドシート固定方法です。
この「ISOFIX」の認知について調べたところ、「確かに知っている」と答えた人はわずか21%。「聞いたことがある」が20%で、59%は「知らない」と答えました。一方、「ISOFIX」の説明をした後に、「ISOFIX固定タイプのチャイルドシートを利用したいと思った」と答えた人は64%にも上りました。「ISOFIX」を知らないことで、チャイルドシートを買う際に機会損失をしている人が多くいると推察されます。
「ISOFIX固定タイプのチャイルドシート」なら、簡単に確実な固定ができます。チャイルドシートを選ぶにあたって、押さえておくべきポイントであると言えます。


【調査概要】
・調査対象:18~49歳男性 320名 16~49歳女性320名 合計 640名
(直近1年以内にチャイルドシートを購入した方480名/今後半年以内に「チャイルドシート」を購入する予定の方160名)
・調査期間:2013年10月15日(火)~10月20日(日)
・調査方法:インターネット調査

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[タカタ]
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