2015年卒マイナビ大学生就職意識調査 

2014年03月18日
マイナビは、2015年卒業予定の学生を対象とした「2015年卒マイナビ大学生就職意識調査」の結果を発表。本調査は、学生の就職意識や就職活動全体の動向を把握することを目的に、1979年以来、毎年実施しています。今回は、全国の大学3年生・大学院1年生9,705名から回答を得、集計しました。

【調査結果の概要】

■大手企業志向が2年連続で上昇

就職情報サイトの掲載社数上昇や前年度の内定率の改善等を受けて、大手企業志向(「絶対に大手企業がよい」+「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」の合計)の学生は前年比3.7pt増の44.9%と、2年連続の増加となった。一方、中堅・中小企業志向(「やりがいのある仕事であれば中堅・中小企業でもよい」+「中堅・中小企業がよい」)の学生も50.6%と過半数を保っている。
国公立私立と文理男女の掛け合わせで比較すると、関東・関西の国公立男子は大手企業志向が6割を超える一方で、その他地域の私立男女や関東・関西の私立女子はほぼ半分の3割台に留まるなど、エリア・属性によってその比率は異なっている。

■企業選択のポイントは「安定している会社」「給料の良い会社」が2年連続で増加

企業選択のポイントで最も大きく伸びたのは文理男女すべての属性で増加した「安定している会社」で、全体で前年比5.2pt増の27.3%となり、大手企業から連想できるようなポイントが上昇する傾向にあるようだ。次いで「給料の良い会社」も前年比3.4pt増の12.4%となり、比率は低いが「休日・休暇の多い会社」(前年比1.4pt増の6.0%)や、「有名な会社」(前年比1.3pt増の3.3%)なども増加し、休日や待遇にこだわる傾向が高まっている。

■行きたくない会社で「休日・休暇がとれない(少ない)」や「残業が多い」が上昇

行きたくない会社ではここ8年変わらず「暗い雰囲気の会社」が36.3%、「ノルマのきつそうな会社」が31.8%で上位を占めたが、共に前年より減少している。代わりに、「休日・休暇がとれない(少ない)会社」(前年比3.7pt増の25.8%)や、「残業が多い会社」(前年比2.7pt増の10.3%)、「給料の安い会社」(前年比2.4pt増の10.9%)といった選択肢が増加傾向にある。


【調査概要】
調査対象:2015年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生
調査期間:2013年12月1日~2014年2月28日
調査方法:Web上のアンケートフォームによる入力
有効回答:9,705名(文系男子1,965名、文系女子4,381名、理系男子1,833名、理系女子1,526名)

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[マイナビ]
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