東北復興支援と巨大地震に関する意識調査
2014年03月05日2014年3月11日で、東日本大震災から4年目となります。被災地の復興は道半ばですが、人々は東北の復興とその支援について、どのような思いを持っているのでしょうか。また、南海トラフ地震や首都直下地震など、巨大地震が将来発生すると予想され、新しい被害想定も発表されていますが、危機感や防災対策はどのようになっているのでしょうか。全国の15歳~59歳の男女(全回答者1,000名)に対し、東北復興支援に関する意識や巨大地震に対する危機感、防災対策の取組状況について聞きました。
【調査結果サマリー】
・最近1年間に見聞きした東北復興に関する情報 半数弱「インターネットニュース」
・10代・20代では「新聞記事」よりも「インターネットニュース」
・東北復興を応援したい 現在『強い思い』を持っているのは2人に1人
・“東北復興支援は、加速させるべき” 83.1%
・“東北復興を、東京五輪開催(2020年)までに完了させるべき” 66.5%
・“できることがあれば、自分も東北復興支援に協力したい” 10代では78.5%
・今後の東北復興支援 トップは“食べて応援”約6割、10代は“募金で応援”3人に2人
・訪れたい東北の観光スポット トップは「松島」、5位に「あまちゃんロケ地(北三陸)」
・“国は、十分な東北復興支援策を講じている” 1割強
・今後の東北復興に必要なこと 最多は「復興予算(お金)・予算を正しく使うこと」
・東北では「農地や漁場が回復・再生すること」、「復興に関連するメディアの報道」を重視
・“脱原発”肯定 83.0%、東北復興を応援する思いが強い層で高い傾向
・南海トラフ地震に対して危機感がある 近畿92.4%、中国・四国91.0%
・首都直下地震に対して危機感がある 東北93.6%、関東93.1%、北陸・甲信越91.1%
・非常食の備蓄量、飲料水の備蓄量ともに『1週間分以上』は約4人に1人
【調査概要】
調査タイトル:「東北復興支援と巨大地震に関する意識調査」
調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする、15歳~59歳の男女
調査期間:2014年2月9日~2月12日の4日間
調査方法:インターネット調査(モバイルリサーチ)
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル(有効回答母数から1,000サンプルを抽出)
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