アジアにおける今年のボーナスの支給傾向 

2014年03月12日
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン(ヘイズ・ジャパン)は、同社の調査結果から今年、アジアでは5割以上の企業が従業員の53%にボーナスを支給する見通しであることを発表。

この調査は「2014年度版ヘイズ給与ガイド」の一環として、採用企業2,600社を対象に実施したもので、従業員は企業からさまざまな形で報酬を受けていることが明らかになっています。従業員のほとんどが年次ボーナスを受け取ったことがあるか、今後受け取る見込みがあり、今回の調査では今年の平均的なボーナス支給額の動向も明らかにしています。

ヘイズの給与ガイドによれば、従業員の給与の11~50%をボーナスとして支給する予定の企業が全体の47%、給与の10%未満を予定している企業が34%でした。

ボーナス支給額が高い企業では、給与の51~99%をボーナスとして予定している企業が11%あり、給与と同額のボーナス支給が望める企業は8%に留まりました。

ヘイズ・ジャパンのリージョナル・ディレクター、ジョナサン・サンプソンはこの結果について、次のように述べています。「今回の調査では、ボーナスの支給は企業の業績(79%)と従業員の成績(87%)の2つの要素に直接的に結びついていることが明確に示されており、個人としても会社としても好調な業績を上げていれば、当然、今年のボーナスが期待できます。

とは言え、ボーナスを保証していると回答した企業は14%に過ぎず、逆に今年、ボーナスを支給する予定がないと回答した企業も12%あることから、絶対にボーナスを手にできるという確証はありません。

自分が市場価値に見合った報酬を得ているかどうかを確認したければ、ヘイズのような外部のリクルーティングエキスパートに相談してみるか、ヘイズの給与ガイドで情報を得ることができます。

ヘイズにはこうした分野での幅広い専門知識があり、それぞれの市場ごとの深いインサイトと併せて、新たに転職した場合、現在の雇用市場においてにどの程度の報酬が期待できるのかについて詳細なアドバイスが受けられます。同時に、目指す分野で確実に高いレベルの報酬を得るためのガイダンスを提供することもできます」。

今回の調査で、従業員の20~50%にボーナスを支給する予定があると回答した企業は全体の9%で、この割合は昨年から10%低下しています。一方、従業員の10~20%の昇給を予定していると回答した企業は13%で、この割合は昨年から1%上昇しています。

また、ボーナスの支給対象となる従業員は10%未満であると回答した企業は全体の13%で、昨年の調査の14%からわずかに低下しています。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント]
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