2013年年間テレビCM出稿動向 

2014年03月06日
ビデオリサーチは、関東・関西・名古屋の3地区の各民放5局を対象に、2013年通期(1月~12月)のテレビCMの出稿動向をまとめました。
タレント別に出演しているCMの出稿秒数を見ると、3地区とも「剛力 彩芽」がトップで、「上戸 彩」が2位。3位は関東地区・名古屋地区で「井川 遥」、関西地区では「武井 咲」でした。

タレント別テレビCM露出量上位10人 (2013年1月~12月 関東地区)
(順位/タレント名/昨年年間順位)

1位 剛力 彩芽 3位
2位 上戸 彩 1位
3位 井川 遥 53位
4位 大島 優子 6位
5位 武井 咲 2位
6位 森三中 486位
7位 高田 純次 7位
8位 島崎 遥香 164位
9位 役所 広司 43位
10位 佐々木 希 4位

【TOPICS】 
~人気CM起用タレント、女性の平均年齢は29歳、男性は43歳~


・今回は携帯キャリアのCMが3地区とも多かった為、それらのCMに出演しているタレントが露出量を伸ばしています。眺めていて特に「年齢層高めの役者さん、タレントさんが多い」と感じられましたので、試しに出演タレントの男女別平均年齢を算出してみました。(3月4日時点)

・その結果、女性の平均は29歳、男性の平均が43歳と、実に男女間で14歳も隔たりがあることが分かりました。もちろん、高橋惠子(59歳)や、前田旺志郎(13歳)などの例外はありますが、ナショナルスポンサーのCM訴求にとって、女性タレントには「フレッシュ感」や「親しみやすさ」、男性には「実力のある」「安定感」などのイメージが求められているからかもしれません。

2013年の年間テレビCM出稿量の推移
(テレビ局広報CMを除く民放5局合計)


・2013年の年間CM総出稿量をみますと、昨年と比べて3地区共にスポットCMは微増し、番組CMは関東が減少、関西が横ばい、名古屋が微増、3地区の総出稿量は微増となりました。

・また、各地区共に前半は減少傾向が続きましたが、関東、関西は6月頃より、名古屋は4月頃より増加傾向となっています。

商品種類別年間CM総出稿量<番組+スポットCM>
〔2013年1月~12月 上位20商品種類〕


・商品種類別年間CM総出稿量は、関東地区、関西地区では携帯キャリア会社を含む「郵便・電信・電話」が1位となり、名古屋地区では不動産会社を含む「住宅・建材総合」が前年比120%程増加し1位でした。

・3地区で共通した動きのある商品種類は、クレジットカード、ローンなどを含む「他の金融」や、リクルート住まいカンパニー、ほけんの窓口グループ、法律事務所などを含む「他のサービス」で、どの地区も前年比120%以上と大幅に増加しています。

・地区別では、関東地区はゲームコンテンツ「パズドラ」のCMを出稿したガンホーオンラインエンターテイメントを含む「家庭用品機器総合」が140%以上増加しています。また、関西地区、名古屋地区共にソニー損害保険、イーデザイン損害保険の自動車保険を含む「損害保険」が140%以上の増加となりました。

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[ビデオリサーチ]
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