「お酒と世代間コミュニケーションギャップ」に関する調査 

2014年02月27日
オールアバウトが運営する「生活トレンド研究所」は、2014年第3弾のレポートとして「お酒と世代間コミュニケーションギャップ」に関するアンケート調査を実施。

もうすぐ新年度が始まり、新卒社員の入社や部員の異動などでの歓送迎会が多くなります。最近は“若者の酒離れ”といわれて久しく、上司が若手社員を飲み会に誘っても「残業代は出るのですか?」と聞かれるなどといったケースもあるそうです。そこで「生活トレンド研究所」では、各世代における“お酒”の嗜好傾向や、双方のコミュニケーションにギャップがあるかどうかを探りました。調査期間は2014年2月17日(月)~2014年2月20日(木)、1都3県在住の20~59歳男女計888名から有効回答を得ました。

【調査のポイント】

1)若い女性は「お酒」好き!6割近くが「お酒が好き」と回答
今回の調査で、「お酒」の嗜好傾向について聞いたところ、「すごく好き」「好き」と回答した人は全年代で55.6%、年代別で見ると、30代、40代、50代は女性よりも男性のほうが「お酒が好き」と回答していましたが、20代だけは男性よりも女性のほうが「お酒が好き」と回答したことが明らかになりました。

2)50代男性の54%が1週間に1回以上、「一人で飲む」
さらに、お酒を飲む相手と頻度について聞いたところ、「仕事関係(上司や同僚など社内)」で1週間に1回以上飲むと回答した人は、男女ともに20~30代が多く、40~50代は1割にも満たないという結果になりました。一方で、「一人」で飲む頻度は、50代男性が54.4%と一番多い結果となりました。

3)普段から飲まれているのは「ビール」と「ワイン」
お酒の種類について、普段から何を飲むか聞いたところ、一番多かったのは「ビール(74.8%)」、次に「ワイン(60.7%)」、「焼酎(51.2%)」、「日本酒(50.7%)」という結果となりました。
また、これらのお酒を「飲まない」と回答した人に対し、その理由を聞いたところ、どのお酒に対しても「味が好きではない」が多かったものの、ビールについては「太りそう」、日本酒については「悪酔い・二日酔いしそう」という項目が他のお酒に比べて多くあげられていました。

4)ここ3年で、20代は飲み会が「増え」、50代は「減った」
ここ3年くらいの仕事関係の飲み会の回数の変化について聞いたところ、20代は男女とも30%以上が「増えた」と回答しましたが、50代は男女ともに40%以上が「減った」と回答していました。

5)2割以上が職場のコミュニケーション量が「少ない」と回答
また、職場のコミュニケーションについて聞いたところ、2割以上が「少ない」と回答していました。
さらに、コミュニケーション量別に「上司」「部下」とお酒を飲みたいかどうかを聞いたところ、職場でのコミュニケーション量が多い人のほうが上司とも部下とも「飲みたい」、かつ「自分から誘う」傾向があることがわかりました。

6)20代の仕事の悩みは「給与」と「上司との人間関係」
さらに、仕事面での「悩み」について聞いたところ、「給与面」や「特にない」が上位にある中、20代は「上司との人間関係」が2位、30代では3位と上位にランクインしていました。
この上司で悩んでいる人の職場のコミュニケーション量を全体と比較したところ、全体よりも 1 割以上多く「少ない」と回答していたことがわかりました。


【調査概要】
・調査期間:2014年2月17日(月)~2014年2月20日(木)
・調査対象:1都3県在住の20~59歳男女
・割付:20代男性108名、女性108名/30代男性112名、女性112名/40代男性112名、女性112名/50代男性112名、女性112名 計 888名
・調査方法:インターネットリサーチ

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オールアバウト]
 マイページ TOP