「インスリン治療における血糖コントロール」に関する調査
2014年02月25日【主な調査結果】
・自身の血糖コントロール目標値を知っているかどうかを尋ねたところ、約7割の患者さんが「主治医が決めた治療目標を知っている」と回答しました。
・しかし、「主治医が決めた治療目標を知っている」と回答した患者さんのうちの約7割が、目標値(HbA1c値)を達成していませんでした。また、HbA1c値が高い場合には空腹時血糖値が高い傾向にありました。
・現在の血糖コントロール状況と糖尿病合併症の有無を分析したところ、糖尿病の3大合併症のある患者グループの方が、HbA1c値がより低くコントロールされていることがわかりました。
・約4割の患者さんが高血糖より低血糖の方が気になると回答しました。
・現在の空腹時血糖値別における高血糖/低血糖の重要度を分析したところ、空腹時血糖値が高い患者さんにおいても約4割が低血糖を気にすることが示されました。
・血糖値が安定せずにバラつきがでる原因について患者さんに尋ねたところ、食事、運動、ストレスが理由の上位を占めました。一方、インスリンの種類、単位数、タイミングなど製剤が原因だと考えている患者さんは約4割おり、その半数以上が低血糖の発現を気にしていました。
【調査概要】
調査実施日:2014年1月31日~2月5日
実施方法:インターネット調査
調査対象:
全国 インスリン製剤を使用している2型糖尿病患者
男性・女性 30、40、50、60、70代 407人
男性:355人、女性:52人
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