派遣会社意識調査-2013 年の状況と2014 年の予想 

2014年02月13日
ディップが運営する「はたらこねっと」は、派遣会社の経営層287 名を対象に派遣会社意識調査-2013 年の状況と2014 年の予想-を実施。

【調査結果の概要】

◆ 約70%の派遣会社が 2013年の派遣社員の需要がリーマンショック前より『増加した』と回答
リーマンショック前と比較し、2013年の派遣社員需要は『増加した』と68.4%の派遣会社が回答しました。アベノミクス後の景気回復に続き、派遣社員の需要も回復した事がわかります。早ければ2015年4月にも施行が予定される労働者派遣法の再改正が更なる需要拡大の後押しとなる可能性が予測されます。
 
◆ 約63%の派遣会社が2013年の広告費がリーマンショック前より『増加した』と回答
リーマンショック前と比較し、2013年の広告費が『増加した』と63.2%の派遣会社が回答しました。また、2014年の広告費についての質問には66.1%が『増加する』と回答しており、派遣マーケットの回復が募集広告費に影響を与えていることが伺えます。

◆ 約48%の派遣会社がリーマンショック前より派遣社員(求職者)の登録は『減少した』と回答
リーマンショック前と比較し、2013年の広告費が増加傾向にある一方で、求職者の登録は『減少した』という派遣会社が47.7%と約半数を占めており、人材確保に苦戦を強いられている様子が伺えます。今後の派遣マーケットの先行きは、派遣社員(求職者)をいかに確保できるかが大きく影響すると考えられます。

◆ 86%の派遣会社が2014年も引き続き派遣社員需要は『高まる』と予想
派遣社員需要の予想について、2013年と比較し、2014年は『高まる』と86.0%の派遣会社が回答しました。一方で求職者の登録数は『減少する』という回答が36.8%となり、『増加する』の33.3%を上回りました。2014年も求職者確保の競争は激化すると考えられます。

◆ 約95%の派遣会社が登録者の減少を課題と感じていると回答
求職者の登録が減少していることに対して課題感が『非常にある』という回答が73.0%、『ややある』という回答が21.7%となり、合計で94.7%の派遣会社が課題を感じているということが分かりました。派遣会社の規模や業種に問わず人材不足感は高い状態にあることが伺えます。


【調査概要】
調査対象:当社開催のセミナーに参加した派遣企業経営層
実施時期:平成26 年1 月20 日~平成26 年1 月28 日
調査手法:アンケート調査
有効回答数:287 名

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