2015年度日経就職ナビ学生モニター調査結果(2014年2月発行) 

2014年02月18日
ディスコは、2015年3月卒業予定の全国の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に、2月1日現在の就職活動状況に関する学生調査を行いました(調査時期:2014年2月1日~5日、回答数:1,556人)。

【調査結果】

1.2 月1日現在の平均エントリー社数、微減の63.4社
就活生の平均エントリー社数は63.4社と、前年同期調査(65.3社)より1.9社減少しました。1月調査に引き続き、対前年微減で推移。一方、受け取ったダイレクトメールの数は大幅に増加しており、企業側の積極的なアプローチの様子がうかがえます。

2.OB・OG訪問を希望するものの、半数近くは未だ経験なし
就職活動をする上でOB・OGに話を聞きたいと答えた学生は、全体の9割近くに及ぶ結果となりました。しかし、望んでいても約半数の47.4%の学生がその機会をまだ持つことができていないようです。また、自主的にアポイントをとってOB・OG訪問をした学生は、全体の20.6%に留まりました。

3.志望職種、文系「営業関連」、理系「研究・開発・設計関連」が最多
志望職種を決めている学生のうち、第一志望の職種を見ると、文系は「営業関連」がトップでした。理系では、「研究・開発・設計関連」が最も多く、男子で39.0%、女子で36.0%が選んでいます。

4.将来仕事をする上で、英語力“絶対に必要”は3割
将来仕事をする上で英語力が必要と思うかを尋ねたところ、「絶対に必要」、「できれば必要」を合わせた「必要」との回答が9割を超えました。しかしながら、「できれば必要」が62.2%で、「絶対に必要」は29.8%の約3割という結果でした。新卒採用時に企業から評価してもらえると思うTOEICのスコアを尋ねたところ、平均は705点で、昨年より20点減少しました。現在の英語力については、「ネイティブレベル」・「ビジネスレベル」を含む「日常会話レベル」以上が57.6%に留まり、前年比で8.2ポイント減少しました。一方、「ほとんど会話できない」は、前年に比べ増加し、42.4%をのぼりました。

5.就職活動の見通し、難易度下がる印象変わらず
自身の就職活動を「厳しい」と感じている学生は48.8%で、「やさしい」の12.0%を大きく上回りました。しかし、過去3年分を比較すると(毎年2月調査)、「厳しい」は毎年減少し、「厳しさ緩和」の傾向がはっきりと表れました。


【調査概要】
調査対象:2015年3月卒業予定の全国の大学生3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答数:1,556人
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2014年2月1日~5日
サンプリング:日経就職ナビ2015就職活動モニター
調査機関:株式会社ディスコ キャリアリサーチ

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ディスコ]
 マイページ TOP