子どものおけいこ事に関する意識調査 

2014年02月12日
アクサダイレクト生命は、0~9歳児の母親 2,080人に対し「子どものおけいこ事に関する意識調査」を実施。

【調査ハイライト】

■おけいこ事をさせる上で半数以上が「費用」に悩み。おけいこ費捻出のために36%が食費切り詰め
子どもにおけいこ事をさせる上で、母親 1,418 名のうち 58.9%の人が「費用がかさむ」点に悩んでいることがわかりました。
おけいこ費捻出のために工夫していることとして、「食費の切り詰め」が 36.2%と圧倒的である一方、一度見直すと効果が持続するといわれる固定費の見直しについては、「保険の見直し」は 7.4%となっており、あまり目を向けられていないことがわかりました。

■世帯年収に関係なく、家計に占めるおけいこ費は平均6.3%
子どもにかかる月々のおけいこ費平均額として、0~3 歳児は約 7,800 円、4~6 歳児は約 9,800 円、7~9 歳児は約 14,600 円となりました。また家計に占めるおけいこ費の平均割合は、0~3 歳児は 5.8%、4~6 歳児は6.3%、7~9 歳児は 6.8%と、おけいこ費平均月額と同様に年齢が上がるにつれ割合も高まる傾向にある一方、世帯年収別にみると、家計に占めるおけいこ費の割合と世帯年収に相関はなく、平均 6.3%であることがわかりました。

■もっと早くから習わせずに後悔したおけいこ事は「水泳」「習字」「そろばん」「英語・英会話」

7~9 歳の小学校児童を子どもに持つ母親 624 人に対し、もっと早くから習わせなくて後悔したおけいこ事を聞いてみたところ、上位 3 位は「水泳」が 21.3%、「習字」が 7.9%、「そろばん」「英語・英会話」が共に 6.1%となりました。その理由を自由回答で聞いたところ、「授業で一人だけ泳げなかったから(水泳)」「小学校から英語の授業が始まるから(英語・英会話)」などと、多くが学校の授業対応を考慮してのものでした。
未就学児の 0~6 歳児に現在習わせているおけいこ事を見てみると、「水泳は」34.0%と一番人気となっているものの、「英語・英会話」の 15.9%以外に「習字」や「そろばん」は上位に入らず、小学校にあがり実感した必要なおけいこ事と就学前に習わせているおけいこ事にギャップが生じていることがわかりました。

【調査結果】

おけいこ事をさせる上での悩みごと

子どもにおけいこ事をさせる上での悩みごととして、「費用がかさむ」が 58.9%、「付き添いや送迎が面倒」が49.4%とこの 2 点が圧倒的に多い悩みとなりました。

おけいこ費を捻出するためにやっていること
おけいこ費捻出のために工夫していることとしては、「食費の切り詰め」が 36.2%と圧倒的に多くなりました。一方で一度見直すと効果が持続するといわれる固定費の見直しについては、「通信費の見直し」が 12.3%、「保険の見直し」が 7.4%となっており、あまり目を向けられていないことがわかりました。4 月の消費増税を経て家計がさらに圧迫されることが予想され、食費の切り詰めだけでは対応が苦しいかもしれません。

子どもにかかるおけいこ費の平均月額
子どもにかかる月々のおけいこ費は、5,000 円未満が 18.25%と最多だった 0~3 歳児に比べて、4~6 歳児になると 5,000 円~10,000 円未満が 29.85%と最多になります。
平均月額でみると、0~3 歳児は約 7,800 円、4~6 歳児は約 9,800 円、7~9 歳児は約 14,600 円となり、4~6 歳児以降は年間 10 万円を超えてくる金額となります。

家計に占めるおけいこ費の割合(子どもの年齢別)
家計に占めるおけいこ費の平均割合は、0~3 歳児は 5.8%、4~6 歳児は 6.3%、7~9 歳児は 6.8%と、おけいこ費平均月額と同様に年齢が上がるにつれ割合も高まる傾向にある一方、世帯年収別にみると、家計に占めるおけいこ費の割合と世帯年収に相関はなく、平均 6.3%であることがわかりました。
したがって世帯年収が高いほど、かけられるおけいこ費は高くなるという推測ができますが、その実態としてはおけいこ事の数に起因するものが大きいようです。習わせているおけいこ事の平均数は世帯年収 300 万円未満は1.6 個に対し 1,000 万円以上は 2.5 個と比例関係にあります。一方習わせているおけいこ事をみると、世帯年収に関係なく水泳や通信講座に集中しているのがわかります。

もっと早くから習わせずに後悔したおけいこ事
もっと早くから習わせずに後悔したおけいこ事を聞いてみたところ、上位 3 位は「水泳」が 21.3%、「習字」が7.9%、「そろばん」「英語・英会話」が共に 6.1%となりました。その理由を自由回答で聞いたところ、「水泳」は、体づくりという狙いのほか、授業やレジャーで自分の子だけ泳げなかったことが理由にあがりました。「英語・英会話」については、小学校高学年で実施されてきた「外国語活動」を小学校 3 年生からの開始へと前倒しするといったニュースもあり、こういった動きに備えたいという意向もありそうです。

現在習わせているおけいこ事
未就学児の 0~6 歳児に現在習わせているおけいこ事を見てみると、「水泳は」34.0%と一番人気となっているものの、「英語・英会話」の 15.9%以外に「習字」や「そろばん」は上位に入らず、小学校にあがり実感した必要なおけいこ事と就学前に習わせているおけいこ事にギャップが生じていることがわかりました。将来の学校生活を見すえて、入学前から何を習わせるか考える必要があるのかもしれません。


【調査概要】
調査タイトル:子どものおけいこ事に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査時期:2013 年 10 月 12日(土)~15 日(火)
調査対象:0~9 歳までの子どもを持つ 25~44 歳の母親 2,080 人(子どもの年齢毎に 208 人 × 10 歳分)

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