おせち料理に関する調査 

2014年01月22日
イオンリンクが運営する「イオンスクエア」では、衣・食・住やライフスタイルに関する様々なミニアンケート調査を定期的に実施し、イオンスクエアの「くらしの総合研究所(くら総研)」サイト内で公開している。第1回目は、おせち料理についてのアンケート調査を実施し、6,146名より回答を得た。

【調査結果】

食の安全・安心に対する関心がおせち選びにも影響?

景気回復の影響からか、昨年の暮れには「有名料亭やレストランが手がける高級おせちの予約殺到」などというニュースも報道されました。今回のアンケートでは、おせち料理を「全部購入」すると答えた方の購入価格は、「1万円以上2万円未満」が45.2%と最も多いですが、それ以上の価格で購入された方も24.9%と多く、全体の平均を引き上げています。新年を祝う縁起担ぎにお金をかける。みなさんの心に、そんな余裕ができたということではないでしょうか。

ただし、おせち料理の高額化は好景気だけが理由ではないのかもしれません。今回、おせち料理を購入する際のポイントについてもうかがいました。味が良くお得感のあるものを求めるのは当然のことですが、「味」「価格」に次いで4割近く、36.8%の方が「食材の産地がはっきりしている」と回答しています。最近は、食の安全・安心や産地・食品ブランドに対する関心が高まっており、これがおせち選びにも影響しているように思えます。高級おせち料理が注目されたのも、「せっかくなら少し高くても本物で」という心理が働いたのかもしれません。

おせちを食べないという家庭は24%

おせち料理は本来、年末に用意することで、お正月は台所に立たずにゆったりと過ごすという意味合いがありました。しかし最近では家では過ごさずに、ホテルなどで過ごすという家族も増え、おせち料理の意味も大きく変わってきたようです。

多くの食材を用意し、ひとつひとつ丁寧に調理するなど、おせち料理を作るのはとても大変なこと。実際に一から全て作るという方は6.5%に過ぎませんでした。これは年代別に見ても大きな差はありません。一部だけ購入すると言う方が最も多く52.9%、また全部購入するという方も全体の16.4%いらっしゃいました。この結果からも、7割以上の方が家庭でおせちをいただく、そんな伝統的なお正月を過ごされていることがわかります。

「用意しない」と答えたのは残りの24.2%。その方たちのほとんどが、家庭ではなくホテルや海外などで過ごしているのかと言えば、決してそうでもないようです。

用意しなくなったのはお店が開いているから?

「用意しない」と答えた方の半数近く、42.5%の方々が「おせち以外のものを食べているから」と回答しています。総回答者数の1割以上の方々が、お正月だからと言っておせち料理を意識していないということがわかりました。

かつてはお正月と言えばお店はどこも休みで、食べるものと言えば保存食であるおせち料理かお雑煮といったところでした。しかし現在は、コンビニやスーパーはもちろん、レストランなども営業しており、保存食としてのおせち料理の存在意義はすでに失われたと言ってよいでしょう。しかし「黒豆を食べてまめに生きる」「“喜ぶ”にかけて昆布巻きを食べる」など、日本人独特の“縁起担ぎ”の文化が残る限り、お正月の食卓におせち料理が用意され続けることでしょう。


【調査概要】
・アンケート実施期間:2013年12月20日~12月24日
・アンケート有効回答者数:6146人

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