バレンタインデーに関するアンケート調査(60歳以上男女対象) 

2014年02月10日
カルチュア・コンビニエンス・クラブは、Tカードを利用している60歳以上(2013年度年齢)の男女543名のT会員を対象に、インターネット上での意識調査「T アンケート」によって、『バレンタインデーに関するアンケート調査』を実施。

【調査結果ダイジェスト】

●60歳以上の男性のバレンタインデーとは?

 ・チョコレートが欲しい人は、25.9%
 ・ここ数年もらうチョコレートの数は
  「1~2個」(54.2%)、「3~4個」(24.8%)、「0個」(13.3%)
 ・チョコレートをもらう相手は
  「妻」(66.9%)、「子供」(49.2%)、「職場の女性」(31.9%)、「女友達」(19.4%)
 ・ホワイトデーにお返しをする人は、66.9%
 ・ホワイトデーのお返し購入金額は1,000円以上が8割

●60歳以上の女性のバレンタインデーとは?
 ・今年、チョコレートなどを贈る予定の人は、33.9%
 ・バレンタインデーに贈るチョコレートなどの数は
  「0個/贈らない・まだ決めていない」(66.1%)、「1~2個」(15.6%)、「3~4個」(12.1%)
 ・チョコレートなどを贈る相手は
  「夫」(59.8%)、「息子」(46.0%)、「孫」(24.1%)、「職場の男性」(12.6%)
 ・バレンタインデーのチョコレートなど購入金額1,000円未満が6割

【調査結果詳細】

<バレンタインデーに関するアンケート:調査結果(1)>
Q:<男性>バレンタインデーにチョコレートなどの贈り物が欲しいですか?
  <女性>バレンタインデーにチョコレートなどの贈り物をする予定がありますか?
  ※回答方法:単一回答、n=543

今年もバレンタインデーの季節がやってきました。ここ最近は、"友チョコ"や"逆チョコ"、"自分チョコ"など、バレンタインデーのスタイルに多様化が見受けられますが、今回の「Tアンケート」では、60歳以上のT会員の皆さんに限定し、『バレンタインデーに関するアンケート調査』を行い、シニア世代の皆さんがバレンタインデーをどのようにとらえているか、またどういった消費行動を起こしているのかを調査いたしました。
まず、60歳以上の男性に対して、バレンタインデーにチョコレートなどの贈り物が欲しいかどうかを聞いたところ、若い世代の方々のイベントと位置付けられることも多い中、25.9%の方が「チョコレートが欲しい」と回答しました。また「チョコレートは欲しくない」と回答した方は16.8%、「どちらでもよい」と回答した方は57.3%でした。一方、60歳以上の女性に対して、今年バレンタインデーにチョコレートなどを贈る予定があるかどうかを聞いたところ、「贈る予定がある」と回答した方は33.9%にとどまり、「贈る予定がない」と回答した方は38.1%、「まだ決めていない」と回答した方は33.1%という結果となりました。

<バレンタインデーに関するアンケート:調査結果(2)>
Q:<男性>ここ数年で、バレンタインデーにもらうチョコレートなどの贈り物の数は平均何個ですか?
  <女性>今年のバレンタインデーは、チョコレートなどの贈り物を全部でいくつ贈る予定ですか?
  ※回答方法:単一回答、n=543

続いて、60歳以上の男性に、ここ数年もらうバレンタインデーのチョコレートなどの数を聞いたところ、誰からももらっていない「0個」と回答した方が13.3%であることが分かりました。その中でも、一番多かった回答は「1~2個」(54.2%)、続いて「3~4個」(24.8%)となり、チョコレートがもらえなかった方が1割強もいる中で、「5~10個」「10個以上」のチョコレートをもらっている方が合計で7.7%もいることが分かりました。一方、60歳以上の女性の中で、今年のバレンタインデーのチョコレートなどは全部でいくつ贈る予定かを聞いたところ、最多数の回答は「0個/贈らない・まだ決めていない」(66.1%)、続いて「1~2個」(15.6%)、「3~4個」(12.1%)、「5~10個以上」(5.4%)、「10個以上」(0.8%)という結果となりました。この結果を男女で比較してみると、チョコレートを贈る予定がない女性よりも、「1~2個」もらえる男性の比率の方が低いことから、男性は同世代よりも若い方からチョコレートを贈られている可能性が高いことが見てとれます。

<バレンタインデーに関するアンケート:調査結果(3)>
Q:<男性>ここ数年で、チョコレートなどの贈り物は誰からもらっていますか?
  <女性>チョコレートなどの贈り物をする相手は誰ですか?
  ※回答方法:複数回答、n=335

次に、60歳以上の男性にバレンタインデーのチョコレートは誰からもらっているのかを聞いたところ、「子供」が49.2%、「職場の女性」が31.9%、また最近のシニア世代はライフスタイルを謳歌していることも影響してか、「女友達」が19.4%となりました。そのような中でも一番多かった回答は、「妻」で66.9%という結果となりました。一方、60歳以上の女性の中で、今年バレンタインデーにチョコレートを贈る予定と回答した方に、今年は誰にチョコレートなどの贈り物をする予定かを聞いたところ、一番多かった回答は「夫」で59.8%、続いて「息子」が46.0%、「孫」が24.1%となり、シニア世代の女性は自身の家族にチョコレートを贈る予定の方が多いことが分かりました。家族以外で贈り物をする相手は、「職場の男性」が12,6%、「男友達」が11.5%、「女友達」が8.0%となり、シニア世代の女性にも"友チョコ"が浸透し始めていることが見てとれました。

<バレンタインデーに関するアンケート:調査結果(4)>
Q:<男性>ホワイトデーにお返しをしていますか?また、その金額は一人あたり平均いくらくらいですか?
  <女性>贈り物1個あたり、どのくらいのお金をかける予定ですか?
  ※回答方法:男性は単一回答(金額は自由回答)/女性は複数回答、n=253

男性にとって、女性のバレンタインデーにあたるイベントはホワイトデー。60歳以上の男性が、ホワイトデーにお返しをしているかを聞いたところ、66.9%の方が「お返しをしている」と回答しました。また、その際にお返しにかける金額を聞いたところ、1,000円以上かけている方は合計8割で、全体の上位から順に「1,000~2,000円未満」(43.4%)、「2,000円~3,000円未満」(18.1%)、「3,000円~5,000円未満」(16.9%)、「500円~1,000円未満」(15.1%)となりました。この結果から、バレンタインデーのお返しに対して、シニア世代の男性は比較的お金をかけて贈り物をしていることが分かりました。一方、60歳以上の女性の中で、今年バレンタインデーにチョコレートを贈る予定と回答した方に、今年のバレンタインデーに渡す贈り物1個あたりにかける金額を聞いたところ、1,000円未満の方が合計6割で、全体の上位から順に「500~1,000円未満」(40.2%)、「1,000円~2,000円未満」(32.2%)、「2,000円~3,000円未満」(16.1%)、「300~400円未満」(13.8%)という結果となりました。シニア世代の女性は、男性に比べるとバレンタインデーの贈り物にかける金額が低い傾向にあることが見てとれました。

<バレンタインデーに関するアンケート:調査結果(5)>
Q:バレンタインデーについてどう思いますか?
  ※回答方法:複数回答、n=543

最後に、60歳以上の男女ともに、バレンタインデーについてどう思うかを聞いたところ、男性の1位は「年齢に関わらず楽しめるのでよい」(34.6%)、2位は「家族で楽しめるのでよい」(31.5%)、3位は「ホワイトデーのお返しが面倒」(30.8%)、4位は「夫婦や恋人のコミュニケーションによい」(29.4%)、5位は「自分には関係のない日(どうでもいい日)」(19.9%)となりました。一方、女性の1位は「年齢に関わらず楽しめるのでよい」(32.9%)、2位は「家族で楽しめるのでよい」(31.9%)、3位は「夫婦や恋人のコミュニケーションによい」(26.9%)、4位は「自分には関係のない日(どうでもいい日)」(21.4%)、5位は「お世話になっている人にお礼ができるのでよい」(19.8%)という結果となりました。男女で多少回答内容が異なる点はあるものの、シニア世代の皆さんにとってもバレンタインデーは楽しいイベントであるということが分かる結果となりました。


【調査概要】
調査方法:インターネット (Tアンケート)
調査期間:2014年1月29日(水)~2月4日(火)
調査地域:全国
調査対象:60歳(2013年度年齢)の男女 (T会員)
サンプル数:543名(男性:286人、女性:257人)

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[カルチュア・コンビニエンス・クラブ]
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