「子どもの一人暮らし」に関する親調査 

2014年02月04日
共立メンテナンスは、4月から大学進学により一人暮らしを始める子どもを持つ全国の30代~50代の親400人を対象に、「子どもの一人暮らし」に関するアンケート調査を行いました。
4月からの専門学校・短大・大学進学のタイミングで自立をして欲しいと願う一方、一人暮らしには不安が多く、4人に1人は子どもに一人暮らしはさせたくないと考えている複雑な親の心境が明らかとなりました。

【調査結果】

■子どもの一人暮らし、約25%が実は反対?!

4月から一人暮らしを始める子を持つ親に、子どもの一人暮らしについて賛成かどうかを伺ったところ、「親元から通わせたい・反対である」と答えた方が、約25%にも及びました。大学進学にあたり、子供の一人暮らしが決まってはいるものの、前向きに賛成できない親がとても多いことが分かります。

■親の心配は尽きない現状が浮き彫りに・・・

そこで、一人暮らしをさせる際に心配なことを問うと、「特に心配はない」と答えた人はわずか6.3%に留まり、94%もの親が何らかの形で不安を抱いていることが判明しました。
また、その中で多かった心配事としては、
1位「きちんとした食事を取っているか」(68.8%)
2位「健康管理が出来ているか」(63.8%)
3位「犯罪に巻き込まれないか」(59.5%、
という結果となりました。

マンションやアパートなどの一人暮らしでは、栄養バランスを考えた食事は難しいのでは?、病気になってしまったら?といった心配が尽きず、子どもの食事面や健康面を気遣う温かいご両親の心情が見て取れます。

■子に与えたいことNo.1は、“自立”出来る環境

一方、「親として子供に与えたいことは何ですか」という質問では、「金銭面での安心感」「良い教育環境」「やりたいことができる環境」などの項目を抑え、「心身面で自立できる環境」が64%で1位にランクイン。一人暮らしに消極的な親が4分の1にのぼるものの、大学入学をきっかけに子どもに自立を促したいという子どもへの期待が伺えます。

■仕送り額10万円未満は全体の7割!学業とアルバイトの両立が必須の現状が明らかに

また、子どもの一人暮らしに際し、家賃や食費も含めた仕送り額を伺ったところ、10万円未満という回答が全体の約7割を占めるという結果となりました。支払い項目ごとに見ると、「家賃」「家具・家電」「食費」「光熱費」「学習費」に関しては8割以上が、親が負担すると答えたものの、「衣服や交遊費」は66%、「携帯やパソコンの通信費」は34%が、本人のアルバイトで賄うことを想定していることが分かりました。
家賃や光熱費など最低限生活に必要な物は親が負担するも、それ以外については自分でアルバイトをして賄ってほしいと考える「バイト推奨派」が多いこと分かりました。一人暮らしの学生にとって、学業とアルバイトの両立が必須になっていると言えます。

【調査概要】
調査方法: Webによるアンケート
調査対象: 4月から大学進学で一人暮らしを始める子供を持つ親
調査期間: 2014年1月17日~1月20日
回答者数: 400名(30~59歳、男女)
調査地域: 全国
調査実施: 株式会社 共立メンテナンス

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[共立メンテナンス]
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