年末年始の全国の一般消費者の消費調査 

2014年01月29日
マクロミルは、2013~2014年にかけた年末年始の全国の一般消費者の消費について、毎週定点で観測しているMACROMILL WEEKLY INDEX(マクロミル定点観測調査)のデータから分析。調査手法はインターネットリサーチ。有効回答数は1,000名。

1月17日、政府は1月の月例経済報告で景気の基調判断を4カ月ぶりに上方修正しました。景気の基調判断は昨年9~12月までは「緩やかに回復しつつある」としていましたが、1月は「緩やかに回復している」と表現を明確にしました。では実際に、一般消費者の意識や実態、消費行動に変化は見られたのでしょうか?

【調査結果】

【1】2014年の年末年始の個人消費金額は、前年より約2,800円増加
例年、年末年始は消費者の消費金額が年間を通じて最も高くなります。その年末年始(12月最終週~1月2週までの3週間)の個人消費金額について前年と比較すると、前年は59,500円、今年は62,300円で約2,800円増加したことがわかりました。

【2】「今後2~3ヶ月先の身の回りの景気」は、年末から下降傾向に
“今後2~3ヶ月先の景況感指数(※)”の動向について見てみると、消費増税発表された10月初旬に大きく下降した後ゆっくりと回復基調にありましたが、2014年の年明け後は再び下降に転じています。【1】で明らかになったように、消費金額は前年よりも好調であるにも関わらず、今後2~3ヶ月先の身の回りの景気については年始から下降傾向であり、3ヶ月先にひかえている消費税増税への“不安”がうかがえます。
(※今後2~3ヶ月先の景況感指数・・・今後2~3か月先の身の回りの景気が「良くなる(100)/やや良くなる(75)/変わらない(50)/やや悪くなる(25)/悪くなる(0)」と点数を与えたときの平均値。)

【3】景気回復に対する期待感、20代がもっとも高く
12月最終週の“今後2~3ヶ月先の景況感指数”を年代別に比較しました。20代は他の年代に比べて景気に対する期待感が強いことが分かりました。


【調査概要】
調査方法: インターネットリサーチ
調査対象: 全国、20~69歳の男女1,000サンプル(マクロミルモニタ会員)
割付方法: 平成22年国勢調査による、エリア×性別×年代別の人口動態割付
調査日時: 毎週水曜日実施
調査機関: 株式会社マクロミル

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[マクロミル]
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