派遣社員WEBアンケート調査 

2014年01月23日
日本人材派遣協会は、インターネット上で、派遣で働いている方と、過去半年間に派遣で働いていたことがある方3,256人を対象に、就業条件や実際の働き方、満足度など、派遣社員の実態や本音を明らかにする「派遣社員WEBアンケート調査」(※)を実施。当協会では2007年より毎年、同様の調査を実施しており、今回で8回目となります。

※本調査結果は2013年12月9日時点の速報版です。確定値による詳細分析は2014年3月中旬頃の発表を予定しております。

【調査結果】

派遣という働き方は、働くスタイルや仕事の内容等を「選べる」ことが魅力。
派遣で働いている理由のトップは「働く時期や期間を自分で選べるため」(43.2%)、次いで「すぐに仕事に就けるため」(37.5%)「勤務地を選べるため」(37.1%)と続きます。 派遣社員という働き方が、働く時期や期間、勤務時間、勤務地などの働くスタイルや、仕事内容等を「選べる」ということに魅力を感じている人が比較的多くなっています。

派遣先を紹介してもらえる可能性を高めるために、複数の派遣会社に登録。
現在2社以上の派遣会社に登録している人がほぼ7割(69.4%)です。その理由としては、「派遣先を紹介してもらえる可能性が高まるから」がトップで8割を超えています(81.4%)。

約半数(46.5%)が現在の仕事内容に満足し、やりがいを感じている。
現在の仕事内容とそのやりがいについて「満足」「まあ満足」と答えた人は計46.5%で、「不満」「やや不満」と答えた人の計23.7%を大きく上回っています。

派遣制度の見直しには、「雇用の安定」と「派遣就業を望む人に沿う制度」を希望。
アンケートに書き込まれたコメントには、派遣法・制度の改定に際し、「雇用の安定」を強く望むものや、派遣という働き方を選択する事情も人によってさまざまであることをしっかり認識したうえで議論を重ねてほしい、といった意見が多く見られます。

現在の派遣先で「3年以上就業」は26.9%。「10年以上」の業務経験者が3割超。
現在の派遣先における通算の就業期間が3年以上の人は26.9%です。
派遣以外の雇用形態も含めて現在と同じ仕事を10年以上経験しているという人は3割を超えています(32.4%)。

8割以上が正社員経験者。その半数以上は正社員を5年以上経験。
現在派遣で働いている人のうちこれまでに正社員として働いたことのある人は8割以上(82.3%)で、そのうち半数以上(57.9%)が5年以上の正社員就業経験がある人です。

派遣経験の通算は5年以上が6割超。3か所以上の派遣先経験者
これまで派遣で働いた通算期間は「10年~15年」が最も多くほぼ2割(19.1%)で、5年以上の経験がある人が6割以上(60.9%)を占めています。 派遣先については3か所以上経験している人が過半数(58.0%)です 。


【調査概要】
・調査名 :「派遣社員WEBアンケート調査」
・実施時期 :2013年10月28日~2014年1月15日
・調査対象 :現在派遣で働いている方及び過去半年間に派遣で働いていたことがある方
・実施方法 :WEBアンケートページに直接入力し、WEB送信により回答
・告知方法 :協会ホームページ、会員から派遣社員への依頼、会員ホームページへのバナーリンク、協力団体・企業のホームページへのバナーリンク及びメールマガジン
※協力依頼:当協会会員、はけんけんぽ、リクナビ派遣、エン・ジャパン、はたらこねっと
・有効回答数:3,256(回収総数3,441)※2013年12月9日時点 そのうち、「現在派遣で働いている」と回答した2,843人(87.3%)の回答結果を以下に記載

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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[日本人材派遣協会]
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