「今年の日本を漢字一文字で表すと?」に関する調査 

2014年01月20日
アサヒグループホールディングスの、アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所は、「2014年、日本はどうなる!今年の日本を漢字一文字で表すと?」に関する調査を実施し、1,187人の有効回答を得ました。

【調査結果サマリー】

■最も回答が多かったのは「昇」。続いて「増」「明」「上」などポジティブなイメージがトップ。

■一方で「変」「税」など、2014年を「変化の年」と捉える回答も目立った。

■「2014年の抱負」を漢字1文字で表すと、男性は「健」、女性は「楽」「笑」を掲げる人が多かった。


【調査結果】

2014年を占う漢字として、最も回答が多かったのは「昇」(6.1%)でした。次いで「増」「明」「上」など景気の「上昇」「昇給」を期待する声がありました。一方で、「変」「税」など、一喜一憂が多い「変化の年」と捉える回答も目立ちました。また、同時に実施した「2014年の抱負」調査については、男女別で異なる言葉を掲げる傾向がありました。

Q.「2014年の日本」を漢字一文字で表すと?(複数回答 n= 1,187)
⇒1位「昇」、2位「増」、3位「明」と前向きな漢字が並ぶ

2014年を占う漢字として、最も回答が多かったのは「昇」(6.1%)でした。「景気が回復傾向にあるので、(今後)安定した日本になると思う」(女性30代、兵庫県)、「給料も上がるように願いを込めて」(女性20代、大阪府)など、景気の「上昇」「昇給」を期待する声。中には「オリンピック開催準備などで経済や国民の気分も上昇しそうなので」(女性40代、鹿児島県)など、東京オリンピック招致で「日本の元気」を取り戻すきっかけにして欲しいと願う声も寄せられました。 ランキング上位には「昇」「増」「上」「明」「躍」とポジティブな漢字が並び、「2014年が明るい年になる」と予測する人が目立っています。

その一方、「(春に)消費税が8%に増税し、国民の不満も増す」(女性30代、山梨県)、「4月に消費税増税やTPP、都知事選、日本のどこかで何かが変わって行く予感」(女性50代、佐賀県)などという理由から5位「変」(3.9%)、6位「税」(3.7%)など、「消費税」「都知事選」「アジア外交」「TPP」「沖縄の基地問題」等々、様々な課題を抱える日本に大きな「変化」が訪れるだろうという声もありました。

Q.「2014年の抱負」を漢字一文字で表すと?(単回答 n= 1,187)
⇒男性は「健」康に気をつけたい1年、女性は「楽」しく「笑」って過ごしたい1年

「2014年の抱負」については、男女で回答内容に違いが見受けられました。まず、男性回答のトップは「健」(10.2%)。「健康第一。体力の衰えが進む年齢だがまだ老けていられない。今一度、健康に留意したい」(男性50代、千葉県)など、変化の激しい一年であるからこそ、尚更、健康をキープすることを意識する声が寄せられました。ちなみに過去同時期の調査でも男性トップは「健」(2012年=6.2%、2013年=6.0%、2014年=10.2%)でしたが、今年は例年以上に数値が高く、様々な困難や変化に耐えられる強靱な肉体や健康を第一優先にする男性が目立ちました。

一方、女性回答のトップは「楽」(6.6%)。「家計はきつくなる一方だが、生活は楽しみたい」(女性50代、滋賀県)など、ストレスの多い現実とは裏腹に日々の生活は努めて明るく過ごしたいという声がありました。さらに「すぐにイライラしてしまいがちなので、今年はいつも笑顔で穏やかな気持ちで子どもや夫に接したい」(女性20代、大阪府)など、2位に「笑」(5.2%)、6位に「幸」(2.7%)、8位にも「穏」(2.4%)が挙げられ、男性の回答に対し、女性からの回答では「楽観的」「幸福感」などポジティブな感情を思い起こさせる漢字が並ぶ結果となりました。ちなみに過去同時期の調査によれば、女性回答のトップは「健」(2012年=5.1%、2013年=5.8%、2014年=4.9%)でしたが、今年は「楽」「笑」が「健」を大きくリードしました。


【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女(有効回答数、男性479人、女性708人)
調査方法:インターネット
調査期間:2014年1月8日(水)~1月14日(火)

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[アサヒグループホールディングス]
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