リクルートライフスタイルに設置された旅行に関する調査・研究機関「じゃらんリサーチセンター」は、近年注目される“スポーツツーリズム”の中で“見るスポーツ”代表格のJリーグに関して、観戦者の実態を調査しました。

【調査結果】

■Jリーグに入れ込むようになった要因<18~25歳>

Jリーグに入れ込んでいると答えた18~25歳の男女に、 ハマった要因は何か?を聞いたところ、男性は「好きなクラブができた」、 女性は「好きな選手ができた」が最多。
※以下は、性別のTOP5を抜粋

(男性)n=180
1位:好きなクラブができた     46.1%
2位:好きな選手ができた      36.1%
3位:応援で盛り上がるのが楽しい     25.6%
4位:好きなクラブの順位が上がった・昇格した・優勝した  21.1%
5位:好きなクラブに昇格や優勝して欲しい気持ちが強くなった 16.1%

(女性)n=151
1位:好きな選手ができた      43.7%
2位:応援で盛り上がるのが楽しい     37.7%
3位:好きなクラブができた     31.1%
4位:ルールが分かるようになった     23.8%
5位:自分の応援するクラブや選手のことが分かるようになった 23.2%

男性は贔屓のクラブに起因することが多く、女性は選手起因もしくは、ルール等が分かるようになった、という要因も多い。 女性が観戦に行くときには、サッカールールや選手に詳しい人と一緒に行けると、よりリピート率が上がると言える。

■初観戦でよかったこと<18~25歳>

Jリーグ観戦経験のある18~25歳に「初観戦でよかったこと」を聞いたところ 生の迫力・点が入ったことが満足につながる傾向が強いが、観戦頻度で差がある。

※以下は、観戦頻度別のTOP5を抜粋

(ライト層 ※)n=300
1位:生で見ると迫力・臨場感があった  49.0%
2位:点が入った(ゴールを見ることができた) 45.3%
3位:好きな選手を生で見ることができた  35.3%
4位:上手い選手の動作や技術を見ることができた 31.7%
5位:応援していたクラブが勝った   27.3%

(ミドル・ヘビー層 ※)n=150
1位:好きな選手を生で見ることができた  47.3%
2位:点が入った(ゴールを見ることができた) 41.3%
3位:生で見ると迫力・臨場感があった  39.3%
4位:応援していたクラブが勝った   36.7%
5位:上手い選手の動作や技術を見ることができた 35.3%

(※ライト層=この1年以内の観戦回数が1~2回の人、ミドル・ヘビー層=この1年以内の観戦回数が3回以上の人)

年間観戦回数が多い人は。初観戦時に好きな選手がいて、そのプレーを生で見られたことに対する満足度が高い。 一方ライト層は、「迫力・臨場感」や「点が入った」など、場の雰囲気に対しての感動が1・2位を占めており、観戦者のリピート化を狙うなら、好きな選手を作ることが有効といえる。

■Jリーグ観戦の入れ込み度<18~69歳の男女>

直近1年間でJリーグ観戦経験がある人のうち、「自分はとても Jリーグに入れ込んでいる」と答えた人の割合は、観戦頻度に比例する。 年1回観戦の人は「とても入れ込んでいる」割合が4.5%なのに対し、 年3~4回観戦者になると19.7%まで増える。

(直近1年のJリーグ観戦回数が1回)n=847
とても入れ込んでいる  4.5%
入れ込んでいる   12.8%
やや入れ込んでいる  27.7%
あまり入れ込んでいない  34.0%
ほとんど入れ込んでいない 21.0%

(直近1年のJリーグ観戦回数が2回)n=394
とても入れ込んでいる  8.1%
入れ込んでいる   19.8%
やや入れ込んでいる  33.8%
あまり入れ込んでいない  28.4%
ほとんど入れ込んでいない 9.9%

(直近1年のJリーグ観戦回数が3~4回)n=304
とても入れ込んでいる  19.7%
入れ込んでいる   24.3%
やや入れ込んでいる  29.9%
あまり入れ込んでいない  18.8%
ほとんど入れ込んでいない 7.2%


【調査概要】
調査期間:2013年8月15日~8月19日
調査対象:
 一次調査は全国の18~69歳の男女18,000人、
 二次調査は一次調査から全国の18~25歳の男女750人
調査方法:インターネットによるアンケート調査

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[リクルートライフスタイル]
 マイページ TOP