生活インデックスレポート・消費動向編・1月 

2014年01月07日
博報堂生活総研は、[生活インデックスレポート・消費動向編・1月](消費意欲指数・デフレ生活指数)を発表。

●生活者の消費動向を、[消費意欲][デフレ生活]の2種類から分析

●1月は [消費意欲指数=50.8点][デフレ生活指数=63.2点]


生活インデックスとは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数です。今回の生活インデックスレポートでは、【1月の消費動向】(消費意欲・デフレ生活志向)に関する分析結果についてご報告いたします。

2014年1月は [ 消費意欲指数 50.8点 ] [ デフレ生活指数  63.2点 ]

■ サマリー
1月の消費意欲指数は50.8点と、前月比-4.7ポイントの大幅に低下、前年同月比も-4.6ポイントと大幅に下回りました。デフレ生活指数は63.2点で12月とほぼ同水準ですが、前年同月比では-3.7ポイントと下回りました。

■2つのポイント

(1) 12月の大きな買い物の反動で消費意欲が低下。消費税増税を見越した動きにより、増減が激しく。

消費意欲指数は、昨年1月には一昨年の12月からほぼ横ばいで推移しました。それに対して、今年1月の指数は昨年12月に比べ大幅低下となりました。これには消費税増税を見越した生活者の動きが影響しているようです。
先月は増税前最後のボーナスを原資に、耐久消費財など高額商品を今のうちに買っておこうとする意欲が高まりました。その結果、消費意欲指数は昨年最高値を記録。上昇幅は過去最高となりました。
今月はその反動が大きく、全性年代で消費意欲指数が低下しています。消費意欲指数の理由を見ても、「12月に家電製品などを買い換えたばかり」、「年末に大きな買い物をしそう」などの理由で、1月は消費を抑えたいとする答えが目立っています。

(2) セールへの意欲も今ひとつ盛り上がらず

1月は新春セールや福袋の季節ですが、消費意欲指数の理由において、セールに関するコメントは昨年に比べてやや少なくなっており、「買いたいモノ・サービスがある」人の割合も昨年から大きく低下しています。(13年1月:35.4%→14年1月:28.7%)
消費の牽引層であり、前年同時期は消費意欲指数が+4.8ポイントと大きく伸びた女性20代も、今年は-1.0ポイントと低下しています。消費意欲の低下は、年始のセールにも影響を及ぼしそうです。

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[博報堂生活総研]
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