2012年 世界主要国のビール消費量調査 

2014年01月08日
キリンビールは、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき、2012年の世界主要国および各地域のビール消費量をまとめました。この調査は1975年分から統計開始しています。

【調査トピックス】

・世界の総消費量は、約1億8,737万kl(前年比1.0%増)で、27年連続の増加。東京ドームをジョッキに見立てると、約151杯分に相当。

・国別では、中国(前年比1.2%減)が10年連続でトップ。上位25カ国では、タイ(前年比13.2%増)、インド(前年比12.4%増)が高い増加率となった。

・地域別では、20年以上増加を続けるアジア(前年比0.5%増)が33.2%の構成比を占めている。また中南米(前年比2.5%増)、アフリカ(前年比5.9%増)が全体の消費を牽引した。新興国の伸びが反映したアジアと中南米を合わせると約50.0%の構成比となった。ヨーロッパ(前年比0.5%減)は2年ぶりに減少。


2012年の世界のビール総消費量は、前年より約183万kl(大びん633ml換算で約29億本)増え、約1億8,737万kl(前年比1.0%増、大びん換算で約2,960億本)で、27年連続の増加を記録しました。東京ドームをジョッキに見立てると、約151杯分(東京ドーム1杯は約124万kl)に相当し、昨年から約1.5杯分の増加となりました。

国別ビール消費量
中国が2003年から10年連続で1位となりました。上位10カ国までは昨年から順位の変動はなく、日本(前年比1.0%減)は7位となりました。また増加率では、上位25カ国のうちインド(前年比12.4%増)、タイ(前年比13.2%増)が2桁増となりました。

地域別ビール消費量
アジア(前年比0.5%増)は、タイ(前年比13.2%増)、インド(前年比12.4%増)、ベトナム(前年比8.9%増)が増加に貢献しましたが、中国(前年比1.2%減)の影響もあり、微増にとどまりました。
中南米はブラジル(前年比1.5%増)、アフリカは南アフリカ(前年比1.4%増)など地域内の上位国が貢献しました。
ヨーロッパは、上位25カ国では、9位のポーランド(前年比5.3%増)などが貢献したものの、5位のドイツ(前年比1.6%減)や、8位のイギリス(前年比3.7%減)など上位国がマイナスとなり、前年比0.5%減となりました。

国別一人当たりビール消費量
チェコが20年連続で1位となりました。上位35カ国のうち、昨年より消費量が伸びた国は18カ国でした。日本の一人当たり消費量はアジアで最も多い43.5Lで40位、大びん換算で68.7本(前年比0.6本減)という結果でした。

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[キリンビール]
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