職場のチームに関する調査(24~33歳の会社員男女) 

2013年09月10日
ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、企業内のチームワークに関する調査の第7弾として、全国の会社員(24~33歳)男女200名を対象に「職場のチームに関する調査」を実施しました。若手ビジネスマンが職場の「チーム」に対してどのように思っているのか、現在の職場で所属するチームへの満足度、不満の吐き出し方、リーダーへの希望について聞きました。

【調査結果】

職場のチームには満足しているが、「リーダーにはなりたくない」

現在働いている職場でのチーム(※)の満足度を聞いた質問では、「満足している」と回答した人が6割いました。一方で、そのチームのリーダーに今後なりたいかどうかを聞いた質問では、約7割が「なりたいと思わない」と回答しました。

リーダーになりたくない理由について尋ねたところ、「性格的にリーダーが向いていない」「引っ張るより支えるほうが好き」といった自分の適性がリーダーではないことを理由にしたものがもっとも多く、次に「責任が重い」「面倒」「給与と仕事量等が見合わない」という理由が続きました。

また、リーダーへの希望について男女比をみると、「リーダーになりたい」と回答した男性は4割強いる反面、女性は2割未満の回答者となり、大きな差が出ました。

※プロジェクトチームのほか、部や課、係など複数人で業務をする単位として質問。

職場のチームにおける不満要素トップ3は「コミュニケーション不足」「役割分担が不明瞭」「非効率」」

現在の職場のチームに不満があると回答した人にその理由を尋ねたところ、半数が「コミュニケーションが円滑でない」と回答しました。コミュニケーション不足の詳細として「上司とあわない(30歳男性)」や、「協力できずうまくまわっていない(28歳女性)」という回答がありました。次に役割分担に関する不満と、「仕事の進捗が共有されない(32歳女性)」「ホウレンソウが細かすぎて進まない(33歳男性)」といった業務効率の低さへの回答が続きました。

また、職場の不満の解消方法を聞いた質問では、「同じ職場の別部署の仲間や先輩に相談する(飲み会含む)」がもっとも多く、続いて「同部署の仲間や先輩への相談」「上司に相談」と続きました。趣味や運動といった仕事とは違う方法で解消する人は、そう多くない結果となりました。

「倍返ししたいと思ったことがある」サラリーマンは約4割

これまで仕事の場において「倍返しをしたい(不当な思いをして仕返しをしたい)」と思ったことがあるかどうかを尋ねた質問では、約4割の人が「ある」と回答しました。

そう思った場面を聞いた質問では、「理不尽な内容で叱責されたとき(30歳男性)」「上司の失敗の責任を取らされたとき(33歳男性)」「みんなの目の前で書類を投げつけられて罵倒されたとき(31歳女)」といった回答が出ました。言動の理不尽さ、失敗の擦り付け、困っていてもフォローが無いといった上司の行動が「仕返ししたい」対象になるようです。

今回の調査では。ドラマ「半沢直樹」の主人公が銀行員であることから、銀行にお勤めの方を一定数含んで行いました。倍返しに関する質問においては全体と比較して、「思ったことがある」と答えた銀行員男性が若干上回った結果となりました。


【調査概要】
調査対象:全国の24~33歳の会社員男女200名
調査期間:2013年8月26~27日
調査方法:インターネット調査

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会]
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