大学受験とプレッシャーの関係性に関する意識調査 

2014年01月09日
ライオンは、大学受験シーズンに先駆け、下痢の経験がある現役の大学1、2年生200人、および全国の予備校・塾講師従事者と経験者(以下、予備校講師と略)200人に「大学受験とプレッシャーの関係性に関する意識調査」を実施。

その結果、約64%の学生に「合格できないと思っていた大学に合格できた」「合格できると思っていた大学に合格しなかった」という“番狂わせ”が起こっていました。また、「合格できると思っていた大学に合格しなかった人」の5人に1人が「入試のプレッシャーによる体調不良」が原因で、受験本番で実力が発揮できなかったことがわかりました。

【調査結果】

■ 大学受験の試験結果に“番狂わせ”を経験した人は63.5%

「受験の結果に“番狂わせ”があったか」を学生に聞いたところ、63.5%が「合格できないと思っていた大学に合格できた」「合格できると思っていた大学に合格しなかった」という“番狂わせ”があったことがわかりました(図1)。それに対し、予備校講師に、担当した生徒の中で、受験結果に“番狂わせ”があったと感じたかを聞いたところ、43.9%が“番狂わせ”が起こっていると回答しており、予備校講師が認識している以上に“番狂わせ”が起こっていることがわかりました。

また、「合格できると思っていた大学に合格しなかった人」に原因を聞いたところ、「勉強不足だった(65.2%)」「入試のプレッシャーによる集中力の低下(39.1%)」「入試のプレッシャーによる体調不良(19.6%)」をあげており、「合格できると思っていた大学に合格しなかった人」の5人に1人が“体調不良”をあげました。

■ プレッシャーによる体調不良が試験に影響した人は64.5%、原因の1位は“下痢”

プレッシャーによる体調不良が試験に影響したのかを調べたところ、64.5%の学生が影響したと回答し、また、47.5%の予備校講師は「プレッシャーによって体調や集中力を欠いてしまう受験生が多い」と回答しました。さらに、入試当日の体調不良を経験した人にその症状を聞くと、1位が「下痢(37.5%)」でした。

■ 受験生にプレッシャーを与えないように気を遣った予備校講師は93.5%

その反面、講師の言葉からプレッシャーを受けたと感じた受験生は73.0%!
予備校講師に「受験生にプレッシャーを与えないように、受験生に掛ける言葉などに気を遣ったか」を聞いたところ、93.5%が気を遣っていると回答した一方で、受験時に講師の言葉にプレッシャーを感じた学生は73.0%と、意識に差がみられました。講師の気遣いも、逆に受験生のプレッシャーになっている現状が明らかになりました。
なお、受験生がプレッシャーを感じた言葉は、1位「今までの努力を無駄にするな」、2位「絶対に合格しろ」「普段通りの力を出せばいいんだから」、3位「(入試直後に)どうだった?」でした。

■ ここぞというときのプレッシャーに強くて憧れる有名人は「1位:イチロー」

「ここぞというときのプレッシャーに強くて憧れる有名人」を聞いたところ、1位は「イチロー(ヤンキース)34.5%」でした。2位は「本田圭佑(サッカー日本代表)」「田中将大(楽天)」、3位は「松岡修造」、4位は「浅田真央」、5位は「北島康介」という結果でした。


【調査概要】
・調査期間:2013年11月28日~12月3日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:
 過去1年以内に下痢経験のある現役の大学1・2年生200人(推薦入試合格者除く)
 社会人かつ全国の予備校・塾講師従事者と経験者(アルバイト経験も含む)200人

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ライオン]
 マイページ TOP