「子どもの花粉症」調査 

2013年01月31日
ロート製薬は、2012年12月、花粉症対策への啓発を目的に、0~16歳の子どもを持つ父母を対象とした「子どもの花粉症」アンケート調査を実施しました。

【調査結果のポイント】

「子どもの花粉症」は低年齢で発症している傾向がありますが、花粉シーズンでも「対策をしていない」親が過半数です。花粉症は、一度発症してしまうと自然治癒は難しく、乳幼児期から花粉を回避する早めからの予防が大切です。

1)「子どもが花粉症だと思う」は25.7%。4人に1人の子どもが、花粉症を発症。
0歳~16歳の子ども4,371人のうち、花粉症の子どもは25.7%。子どもの約4人に1人が花粉症であると感じているようです。(※医師の診断ではなく父母の実感によるものです)

2)花粉症の子どものうち、発症年齢は10歳までに発症69.3%。5歳までに発症36.6%。

「花粉症を発症している」子どもを対象に発症年齢を確認したところ「5歳」(10.7%)「3歳」(10.4%)、「6歳」(8.9%)と続き、低年齢での花粉症の発症が確認されました。 また69.3%が10歳までに、36.6%が5歳までに発症しているという実態がうかびあがりました。

3)花粉症シーズン中の子どもへの対策は難しい?「対策をしていない」51.0%。
「病院へ行く」(32.4%)、「マスクなどで花粉をさける」(25.9%)など子どもの花粉対策はまだまだ少数派。 16歳までの子どもの4人に1人が花粉症と感じており、そのうち7割近くの子どもが10歳までに発症しているにも関わらず、約半数の親は花粉対策を行っていないことが分かりました。
アンケートの体験談からも「子どもがマスクをしたがらない」「薬を飲むと眠くなってしまい」など子どもの花粉症対策は、大人以上に難しく悩んでいる親の姿がうかがえます。

4)「両親ともに花粉症」の場合、子どもが花粉症43.2%。子どもの発症は父親より母親に影響を受ける傾向に。
「両親がともに花粉症の子ども」は43.2%が花粉症であるのに対して、「両親がともに花粉症ではない子ども」の花粉症は11.6%にとどまりました。
また「父親のみ花粉症」の子どもは23.4%が花粉症を発症していますが、「母親のみ花粉症」の子どもは32.8%が花粉症という調査結果が浮かび上がってきました。

5)子どもの花粉症は出生順と関連。「第1子」は、「第2子」「第3子」よりも花粉症を発症している傾向に。
また10~16歳の子どもに限定して出生順と花粉症発症について聞いたところ、第1子では39.7%、第2子は29.2%、第3子は28.6%が花粉症であると答えました。


【調査概要】
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査目的 小児花粉症の実態を知っていただくことで花粉症対策の啓発に役立てる
調査・分析 ロート製薬株式会社
対象エリア 全国
調査時期 2012年12月19日~12月25日
調査対象 0歳~16歳までの子どもを持つ父母
 ※調査結果は回答した父母の実感によるもので、医師の診察結果による数値ではありません。
サンプル数 2,587名

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[ロート製薬]
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