「派遣法改正案の認知度と感想」に関する意識調査 

2013年11月29日
ディップは、自社運営する『はたらこねっと』において、「派遣法改正案の認知度と感想」に関するユーザー意識調査を実施。

アンケート結果より、派遣法改正案の認知度は低いものの、「派遣期間の制限を受けない28業務(旧26業務)と自由化業務の区別を無くす案」については、ポジティブな回答が54%を占めました。
一方、政府や厚生労働省が意図する「派遣スタッフの雇用安定化、キャリアアップ促進」という点においては、アンケート時点では不安を覚えるという回答が74%となり、現在議論されている法案がどのような形で成立するか、また、今後派遣労働者側へどのようにわかり易く伝えていくかが重要であると考えられます。

【調査結果の概要】

6割以上の派遣社員が、派遣法改正案が検討されていることを知らない
派遣法改正案が検討されている事を知っている人は36%、知らない人は64%という結果となり、派遣法改正案に関する認知度の低さが伺えました。(Q1)

約6割が「派遣期間の制限を受けない28業務(旧26業務)」か「自由化業務」どちらで雇用契約を結んでいるかわからない
自身の雇用契約の内容がわからない人が58%、「派遣期間の制限を受けない28業務(旧26業務)」が22%、「自由化業務」の人が19%という結果となりました。(Q2)

派遣期間の制限を受けない28業務(旧26業務)と自由化業務の区別を無くすという案には、半数以上がポジティブ
「わかりやすくなって良い」30%に続き、「気にならない」31%、「就ける仕事の種類が増えそう」24%という結果になりました。半数以上の人が、雇用契約の区別を無くす事にポジティブであることがわかりました。(Q3)

雇用安定化、キャリアアップ促進に関する各施策案については、7割以上が不安
「3年後、就業先で直接雇用の可能性が生まれるとは思えない」27%に続き、「他の派遣先を紹介してもらえるか不安」が24%、「派遣会社と無期雇用契約が出来るか不安」が15%という結果になりました。また、「派遣先で就業したくて働いているので、派遣会社と無期雇用できても意味がない」という回答も8%を占めました。(Q4)


【調査概要】
実施方法:WEBアンケート、調査期間:2013/9/17~2013/10/18
回答数:885件(はたらこねっとユーザー)

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