家庭の食に関する調査(女性編) 

2013年12月06日
インターネット調査会社のマーシュは、1都3県在住の20代~40代既婚女性を対象に、家庭の食に関するアンケート調査(女性編)を実施。

【調査結果】

■家庭での料理頻度 N=500

前回の「家庭の食に関するアンケート(男性編)」に続き、今回は同じく 1 都 3 県に在住する 20 代~ 40 代までの既婚者のうち、女性のみを対象として同様のアンケートを行った 。
まずはじめに、自分が家庭で料理をすることがあるかどうかをたずねたところ、「よく料理をする」と答えた女性が 92.0% と 9 割を占めた。「たまに料理をする」( 7.0% )を合わせると 99.0% になる。前回の男性編では、ごくまれにという人も含めると 75.8% の男性が家庭で料理をするという結果になったが、やはりキッチンに立つのは主に妻の方である家庭が多いようだ。
また 、就労状況別で見ると 、「よく料理をする」と答えた人の割合に関しては、わずかに専業主婦の女性の方が、夫婦共働きの女性より高くなった。しかし、「よく料理をする」「たまに料理をする」を合わせた数値は 100.0% と 99.6% となり、就労 状況による 差はほぼないに等しい。

■家庭の食品購入頻度 N=500

続いて、家庭の食品・食材の購入頻度をたずねた。最も多かったのは「週2~3回程度」(46.0%)。次に「週4~5回程度」(30.4%)、「ほぼ毎日」(14.4%)となった。週1回以上の頻度で購入している世帯が99.2%となっている。男性編では、食品の購入頻度を「把握していない、わからない」と答えた人が7.0%いたが、女性編では0.6%と非常に少なかった。

■自身の(家庭の)食品購入頻度 N=500

次に、自分(妻)が食品・食材を購入する頻度を聞いた。男性編と同様に、家族の付き添いで行く場合も含む。
すると、87.4%の女性が週2~3回以上の頻度で食品・食材の買い物をしていることがわかった。詳細な内訳としては、「ほぼ毎日」が11.4%、「週4~5日程度」が29.6%、「週2~3回程度」が46.4%となっている。「週1回程度」は11.0%、「月2~3回程度」は1.6%で、「月1回以下」「まったく行かない」は0だった。

■“家庭の食事”に対する夫婦の意識、考え方 N=500

次に、家庭で食べる食事について、好みや考え方が夫婦間で合っていると思うか、合わないと思うかを答えてもらった。
すると、「合っていると思う」(合っている、まぁ合っているの合計)と答えた女性は81.6%となり、男性編の78.3%とほぼ同じ程度の割合となった。「合わないと思う」 (あまり合わない、合わないの合計)と答えた女性は6.2%だった。年代別に見ると、「合っていると思う(計)」と答えた人の割合は、男性編と同じく20代で最も高く47.0%。30代は33.5%、40代は30.0%となった。また、Q3の食品・食材購入頻度の回答別でも比較すると、週4~5回以上の頻度で買い物をしている女性は「合っていると思う(計)」が86.8%と8割を超えているが、週1回以下の女性では73.0%と10ポイント以上下がり、「どちらともいえない」が2割になっている。

■家庭で使う食品や食材に対するこだわりの有無 N=500

家庭で食べる(使う)ための食品や食材について、女性の方はどのぐらいこだわりを持っているのだろうか。結果は、「こだわりがある」と答えた人は62.8%で、男性編の47.6%に比べ15ポイント高い結果となった。内訳としては、「こだわりがある」が12.2%、「ややこだわりがある/ものによってはある」が50.6%。「あまりこだわりはない」と答えた人は32.6%、「こだわりはない」は4.6%だった。
また、こちらも食品・食材の購入頻度(Q3)の回答別で比較したところ、買い物の頻度が高い人ほど「こだわりがある(計)」と答えた人の割合も高くなっている。週4~5回以上の人では68.3%と7割近いが、週1回以下の人では50.8%と5割にとどまった。


【調査概要】
・調査名:家庭の食に関するアンケート(女性編)
・対象者:1都3県在住、20代~40代の既婚女性
・サンプル数:500s
・割付:【性別】女性:100.0%  【年代】20代:20.0%、30代:40.0%、40代:40.0%
・実査期間:2013年11月21日(木)~11月25日(月)
・調査方法:インターネット調査(マーシュの自社モニター )

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マーシュ]
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