第2回 Ponta消費意識調査 2013年12月 

2013年12月10日
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは、消費者の意識とポイントの利用意向を把握するため、「第2回 Ponta消費意識調査 2013年12月」を実施。

【調査結果サマリ】

<消費者意識>

・いま購入・消費したい商品・サービス<前回調査比ポイント増加トップ20>
 1位「衣服」4.2ポイント増、2位「食品(お取り寄せなど、特別なもの)」3.4ポイント増、3位「タブレット端末」2.9ポイント増
 「衣服」は冬物への衣替え、「タブレット端末」は各社の新商品発売など、季節性、話題性が関わっているようです。

・年末年始に購入・消費したい商品・サービス…1位「食品(お取り寄せなど、特別なもの)」(29.2%)
 クリスマスやお正月のイベントを反映した商品、サービスに伸びが見られ、季節性が反映されていることが読み取れます。

・消費税率引き上げ前に購入・消費したい商品・サービス…1位「住居関連」(21.4%)、2位「食関連」(14.9%)
 前回調査比で増加幅が大きかったのは、2位「食関連」(3.0ポイント増)、4位「服飾関連」(3.2ポイント増)。消費税率引き上げの現実感が増し、日々の暮らしに関わる「衣・食」の分野での購入意向が高まっているようです。

<ポイント利用意向>

◆Pontaポイントがたまる/つかえることは来店、商品・サービス購入のきっかけとなるか?
・全体:「きっかけになる」と83.6%が回答。
・年代別:男性20代・40代、女性20代~50代で85%超が「きっかけになる」と回答。
・男女別:「きっかけになる」と回答した割合は男性に比べ女性が高い。

【調査結果詳細】

<消費者意識>

いま購入・消費したい商品・サービス
トップ10は前回調査と同様に「衣・食」と「旅」カテゴリーが多くランクイン。タブレット端末も20位に。


・今回調査のトップ10の商品・サービスに前回の順位から変動はありませんでした。カテゴリーとしては衣・食+余暇(旅)が多くランクインしています。
・タブレット端末が20位(前回調査比2.9ポイント増、前回順位22位)に入りました。アップル社の「iPad Air」やマイクロソフト社の「Surface 2」などのタブレット新製品発売が話題となった影響が見てとれます。

1 食品(ふだん食べるもの) 65.8%
2 旅行(宿泊を伴うもの) 52.8%
3 衣服 50.4%
4 くつ 41.4%
5 外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店) 34.5%
6 パソコン 32.8%
7 旅行(日帰り) 32.3%
8 食品(お取り寄せなど、特別なもの) 31.8%
9 かばん 28.5%
10 家電(A V系、テレビ・D V D レコーダーなど) 25.6%
11 家電(キッチン・生活系、冷蔵庫、電子レンジなど) 24.7%
12 映画鑑賞 24.4%
13 酒類 22.5%
14 自動車(四輪) 21.6%
15 化粧品 21.3%
16 書籍・雑誌 21.3%
17 携帯電話 21.1%
18 観劇・コンサート 20.3%
19 外食(ファミリーレストラン) 19.7%
20 タブレット端末 19.7%

いま購入・消費したい商品・サービス <前回調査比ポイント増加トップ20>
1位「衣服」 4.2ポイント増
2位「食品(お取り寄せなど)」 3.4ポイント増
3位「タブレット端末」 2.9ポイント増

・「衣服」(1位)や「くつ」(4位)の増加は、衣替えの時期でコートやブーツなど冬物衣類の購入意向があらわれているようです。
・3位には「タブレット端末」が入りました。9位に「スポーツ観戦」、11位に「スポーツ(実践)」が入っており、2020年東京オリンピック開催決定、プロ野球日本シリーズ、米メジャーリーグのワールドシリーズと、話題性のあるトピックスが続いている影響が見てとれます。

年末年始に購入・消費したい商品・サービス
1位「食品(お取り寄せなど、特別なもの)」(29.2%)
2位「食品(ふだん食べるもの)」(23.5%)
3位「旅行(宿泊を伴うもの)」(13.8%)
 
・年末年始は、クリスマスやお正月等、パーティ・集まりなどで食品お取り寄せや料理宅配が活用されることも多い季節でもあり、1位に「食品(お取り寄せなど、特別なもの)」、6位に「酒類」、12位に「料理品宅配と中食」がランクイン。また、3位に冬休みと関連する「旅行(宿泊を伴うもの)」、15位にクリスマスプレゼントやお歳暮など贈答品のやり取りと関連する「交際関連」がランクインするなど、季節性が反映された結果となりました。

消費税率引き上げ前に購入・消費したい商品・サービス
1位 「住居関連(住宅関連、家電、インテリアなど)」(21.4%)
2位 「食関連」(14.9%)
3位 「通信・メディア関連」(14.3%)
 
・1位は住居関連(21.4%)、2位は食関連(14.9%)、3位が通信・メディア関連(14.3%)となりました。
・前回調査比で増加幅が大きかったのは、4位の服飾関連(3.2ポイント増)、2位の食関連(3.0ポイント増)です。2014年4月の消費税率引き上げが迫るなか、日々の暮らしに深く関わる「衣・食」の分野の購入意向の高まりが影響しているといえそうです。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2013年10月30日(水)~11月1日(金)
パネル:「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」への会員登録をして頂いている方)
回答者数:3,005人 男性、女性×年代別(20・30・40・50・60代以上)の各10セルで300サンプル以上

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ロイヤリティ マーケティング]
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