年末年始の海外旅行動向(H.I.S.) 

2013年12月05日
エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は、2013 年の年末年始(12 月20 日~1 月3 日)の予約状況から、海外旅行動向について下記のとおりまとめた。

【2013 年 年末年始の主な傾向】

■ 今年の年末年始は日並び良好で9連休!ハワイ、ヨーロッパなどの長距離方面が人気!

2013 年から2014 年にかけての年末年始は、有給休暇などを取得せずとも9 連休が見込めることもあり、連休初日の12 月28 日(土)が人気の出発日となっております。そのため、遠方に渡航される方が多く、ヨーロッパ方面では前年同日比111%と好調に推移しております。定番のロンドン・パリ・ローマだけでなく、スペインやポルトガル、“北欧ブランド”や“オーロラ”で注目の北欧が伸びを示しています。

そして、2013 年の年末年始人気渡航先ランキングにおいては、ホノルルが2 年連続で1 位となっております。ハワイにご旅行される方の滞在日数は6 日間の滞在が一番多いものの、昨年に比べ7 日間、8 日間など長期でご旅行されるお客様の比率も上がってきております。

日並びの良さから混雑を予想されて、早期予約化の傾向が見られ、6 ヶ月前にご予約頂いたお客様の全体に占める割合は前年比167%、3 ヶ月前では前年比120%のお申し込みをいただいております。また予約の伸び率では、主に中長距離方面を中心に高い伸びを示しています。特に、マレーシアのジャングルリゾート・コタキナバルにおいては、中部発着のチャーター便を実施したことが追い風となりました。

滞在日数が長い中、長距離方面が伸びていることと、景気感を反映してか各渡航先においてデラックスホテルにご宿泊されるお客様が増えており、平均単価が10%増にて推移していることも、2013 年の年末年始の傾向といえます。

■ 根強いアジア人気!台湾が大幅増!
韓国(前年同日比104%)や中国(同109%)が回復傾向にあり、ソウルにおいては、渡航先ランキングのアジアシティで1 位、総合で2 位と根強い人気でアジア旅行を牽引しています。また、親日家の多い、台湾(前年同日比128%)、タイ(同125%)など好調に推移しており、ランキングも順位を上げております。

■ 年始出発も人気!
日本で元旦を迎えられてから海外旅行にでかける方が多いのも今年の特徴と考えられます。1 月1 日出発においては、台湾(前年比151%)、サイパン(同129%)、ハワイ(同111%)が大きな伸びを示しており、日並びの良さが反映されての傾向と見受けられます。

<人気渡航先>

○総合
1位 ホノルル
2位 ソウル
3位 台北
4位 バンコク
5位 グアム

○欧米豪編
1位 パリ
2位 ニューヨーク
3位 ロンドン
4位 ロサンゼルス
5位 ローマ

○ビーチリゾート編
1位 ホノルル
2位 グアム
3位 バリ島
4位 サイパン
5位 セブ島

○アジアシティ
1位 ソウル
2位 台北
3位 バンコク
4位 シンガポール
5位 香港


【調査概要】
調査日: 2013 年11 月30 日
対象出発日: 2013 年12 月20 日(金)から2014 年1 月3 日(金)の日本出発
調査対象: H.I.S.の海外ツアーと海外航空券

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