第1回「経営者のイメージが強いと感じる日本企業」調査 

2013年10月25日
リスクモンスターは、第1回「経営者のイメージが強いと感じる日本企業」調査を発表。
 
【調査結果】

[1]「経営者のイメージが強いと感じる日本企業」アンケート/ランキング結果

「経営者のイメージが強いと感じる日本企業」アンケートのランキング1位は「ソフトバンク 【孫正義】」(回答率 38.3%)となりました。次いで「ワタミ 【渡邉美樹】」が2位(同 36.1%)、「楽天 【三木谷浩史】」が3位(同 27.0%)となりました。以下「日本マクドナルド 【原田永幸】(同 26.8%)、「ジャパネットたかた 【高田明】」(同 25.8%)、「ファーストリテイリング(ユニクロ) 【柳井正】」(同20.4%)、「日産自動車 【カルロス・ゴーン】」(同 20.1%)と続いております。

業種としては、飲食料品等の小売業4社(イオン、セブンイレブンジャパン、ローソン、ジャパネットたかた)や衣料品小売業2社(ファーストリテイリング(ユニクロ)、ピーチ・ジョン)、飲食店2社(ワタミ、日本マクドナルド)など消費者の生活に近い小売・飲食業がトップ 20 のうち8社を占めました。小売・飲食業以外では、自動車・輸送機器製造業3社(日産自動車、トヨタ自動車、スズキ)、IT関連3社(ソフトバンク、楽天、サイバーエージェント)など、日本のテクノロジーの先端を走る企業のランクインが見られました。

[2]「経営者のイメージが強いと感じる日本企業」アンケート/選択理由

選択した理由を自由回答で尋ねたところ、「メディアへの露出が高い」「ワンマン経営のイメージが強い」「行動が革新的」といった回答が多く見られました。1位のソフトバンク 【孫正義】では、「強いリーダーシップを感じる」「社長が最前線にいる」といった意見が、2位のワタミ 【渡邉美樹】では「選挙出馬など露出が高い」といった意見が、3位の楽天 【三木谷浩史】では、「発言力が強い」といった意見が見られるなど、いずれもメディアを通じた存在感の強さがランクインの要因となっていることがうかがわれます。
その点について、Twitter での情報発信力と比較したところ、ランキング上位 20 名におけるTwitter の平均発信回数は 8,083 回となっており、平均フォロワー数は 229,484 人と非常に高い水準にあることがわかりました。中でも、ランキング1位のソフトバンク 【孫正義】は、フォロワー数が1,951,396 人とずば抜けて多く、その情報発信力が企業における経営者のイメージの強さの一因になっていることがうかがえます。
 
[3]「経営者のイメージが強いと感じる日本企業」アンケート/経営者に必要な能力

同時に「経営者に必要だと思う能力」を聞いたところ、「決断力」を挙げる回答が 55.1%と最も多く、次いで「リーダーシップ」(回答率 51.6%)、「先見力」(同 38.0%)、「マネジメント力」(同 24.9%)、「創造力」(同 21.4%)の順となりました。
ランキングの上位 20 名の顔ぶれを見れば、世間にワンマン経営者と思われている人物も少なくありません。ワンマン経営者に必要な要素として、独断で決める「決断力」があること、会社を一人で牽引する「リーダーシップ」を有していること、他の意見に惑わされない「先見力」があること、などが挙げられることを考えれば、ランキング上位企業の経営者は、まさに経営に必要な能力を有していることを示しているものといえるでしょう。


【調査概要】
・調査名称: 第1回「経営者のイメージが強いと感じる日本企業」
・調査方法: インターネット調査
・調査エリア: 全国
・調査対象企業: 年間売上 2,500 億円以上、従業員数 5,000 人以上の企業 200 社を抽出
・調査期間: 2013 年8月 30 日(金)~9月1日(日)
・調査対象者: 20~59 歳の有職者男女個人(800 サンプル)

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