グローバル ・ ダイナミズム・インデックス ( GDI ) 2013 

2013年11月25日
太陽ASGグループは、グローバル・ダイナミズム・インデックス(GDI)2013を発表した。グローバル・ダイナミズム・インデックス(GDI)は、世界60カ国・地域における、事業の成長環境を5つの分野の22指標に基づいて評価し順位付けする、Economist Intelligence Unitと共同で開発したグラント・ソントン独自のインデックスである。

【調査要旨】

・GDI 2013 総合ランキングで 1 位豪州、2 位チリ、3 位中国がそれぞれランクイン。

・BRICs諸国のうち、ブラジル、ロシア、インドなどの新興国では「経済成長」分野が悪化し、それぞれ 42 位、43 位、48 位。中国は「科学技術」分野の改善などに後押しされ3位に躍進し、事業成長の可能性を維持。

・日本は 15 位。「労働・人的資源」分野は改善ながらも「財務環境」分野が足かせとなった。


【GDI 総合ランキング上位国 概観】

オーストラリア ‐ GDI 2012 の 8 位から順位を 7 上げ、GDI 2013 では総合ランキング 1 位。「労働生産性の向上」指標と「実質 GDP 成長率」指標の相対的改善に後押しされた結果だ。また 5 つの分野全てにおいて 18 位以上を獲得し、万遍なく高い評価を得ている。

チリ ‐ GDI 2012 の 11 位から順位を 9 上げ、GDI 2013 では総合ランキング 2 位。ビジネスを行いやすいという面で、近年大きく進歩を遂げているといえる。経済成長及び社会的発展が著しく、2010 年に南アメリカで初めて OECD 加盟となった。「事業活動環境」分野(17 位)及び「財務環境」分野(3 位)では新興経済圏で首位。また「労働・人的資源」分野(8 位)と「経済成長」分野(11 位)でも上位。

中国 ‐ GDI 2012 の 20 位から順位を 17 上げ、GDI 2013 では総合ランキング 3 位。「労働・人的資源」分野で 1 位、「経済成長」分野で 2 位。研究開発費の増加により「科学技術」分野は 8 順位を上げ 14 位。

ニュージーランド ‐ GDI 2012 の 11 位から順位を 7 上げ、GDI 2013 では総合ランキング 4 位。5 つの分野全てにおいて高評価。特に「実質 GDP 成長率」指標が相対的に改善し、「経済成長」分野は 11 順位を上げ 22 位。

カナダ ‐ GDI 2012 の 16 位から順位を 11 上げ、GDI 2013 では総合ランキング 5 位。「事業活動環境」分野と「財務環境」分野が 2 位。「財務環境」分野が最も順位を上げて 13 位から 2 位に浮上。

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[太陽ASGグループ]
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