外食に関する調査 

2013年01月15日
ジャストリサーチサービスは、全国の20~69歳の男女を対象に外食に関する調査を行った。

【調査結果】

1.普段の外食実態
最近1年間での外食回数は減少傾向。なお、既婚者における“外食時の決定権”は、「女性(妻)」が「男性(夫)」を上回る。
◆各シーン(平休・時間帯)の昨年1年間の外食経験者は概ね8割強であり、以前に比べて外食頻度が「減った」という回答が目立つ。
◆外食時の同伴者は、【平日ランチ】は「一人」が、【平日ディナー】【休日ランチ・ディナー】は「家族」がメイン。
◆既婚者の外食決定権は「女性(妻)」が54%と、「男性(夫)」41%を上回っている。

2.シチュエーション別の外食実態
外食時に利用したい[店舗イメージ][ジャンル]は、シチュエーション(同伴者)によって、以下の通り異なる傾向が見られた。
◆【一人】:「こじんまり」「なじみ」「自分と同じような客層」の店であることが選択時のポイントになっている模様。店舗のジャンルは「丼物」「ファーストフード」がメイン。
◆【配偶者・恋人】:「老舗」「おしゃれ」「高級感」「話題・評判」な店で、ジャンルは「イタリアン」「アジアン・エスニック」「フレンチ」。
◆【ファミリー】:「有名」「大規模」「庶民的」な店を選び、「和食」「すし」「中華」といったジャンルが想起される模様。
◆【少人数の友人】:「落ち着く店」に加えて「今までに入ったことがないような店」を試してみるといった状況が窺える。ジャンルは「イタリアン」「和食」など。
◆【大人数の友人グループ】:「にぎやかな店」が好まれ、ジャンルとしては「焼肉」のイメージが近い。

3.外食時の促進要因と阻害要因
外食利用を喚起するサービスとして、「値引きキャンペーン」や「クーポン配信」が高評価。
一方、「どこも混んでいる」「食べたい店・メニューが見つからない」といった状況が、予定していた外食をやめてしまうケースとして目立つ。
◆外食利用を喚起するサービスとして、【値引きキャンペーン】が7割強、【クーポン配信】が6割強から「利用意識が強まる」と回答されている。(Top2のスコア)
◆予定していた外食をやめてしまうケースは、「どこも混んでいる」65%、「食べたい店・メニューが見つからない」44%が目立っている。
◆予定外の外食に繋がった具体的なエピソードを見ると、上記項目の他に“看板や外観に惹かれた”といった声も挙がっている。
 一方、外食をやめた際のエピソードでは、“同じものが自宅でも作れそう”という理由も見られた。


【調査概要】
・調査目的 : 外食の利用実態を明らかにし、促進・阻害要因となるものは何かを検証する
・調査方法 : Web調査
・調査対象 : 全国の20~69歳の男女個人
 ※1年以内に外食経験がある者(経験が“平日ランチのみ”の場合は対象外)
・サンプルサイズ : 566s
・調査期間 : 2012年 12月 19日 (水) ~ 20日 (木)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[ジャストリサーチサービス]
 マイページ TOP